鬼少年

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鬼少年 世界設定

鬼少年 まわりの人物

倉乃 留 (くらの りゅう)

亨くんの大親友。
亨くんが小学校に入る前に森の中で知り合った。
知り合うまでは姉以外の人間はほとんど会わず、
静かに山で姉と暮らしていた。

普段生きている時は本当に普通の人間のようなのだけど、
突然死してしまう謎の体質で、ゾンビになってしまう。
また、なんかしらの怪我や毒などで死んでも、
やっぱり生き返ってしまう。
ゾンビ状態は死体と一緒なので、緊急時に亨くんが
食べる事ができる。(本人は嫌がるけど)
死んでる間は成長が止まってしまうので、何度か死んた分だけ成長が遅れてしまう。
だから本当の年齢は実はよくわからない。
身長は155cmくらいで小さめ。

人間社会では突然死を病弱設定で早退可、
その場合亨くんが連れて帰る、という事でなんとかしている。
けっこうさわやかな性格で、明るく話す。しっかりしていて、
亨くんが天然ボケかましても冷静につっこむ。
甘いものが大好き。メープルシロップホットケーキは神。
死んだら味がわからないので、死んでる時に甘いものがあると泣きそうになってる。笑

同じ体質の姉がいるが、姉は逆にずっとゾンビ状態で、
生きてる時間が短い。
死んでる間は呪力だかなんだかで、
あやつり人形のように動いてる。
ゾンビ状態では死なないけど、呪力の源が自分の出血なのでじきに動けなくなる。
留は生き返って再生できることが多いから動けなくなってもいい場合があるが、
動き続ける必要があるときは、狩りをして最低限の動物を食べている。死体でもいいけど血があると嬉しいらしい。

歪御 (ひずみ)

影のおばけ「影衣(かげい)」の仲間。
人間の恐怖心を喰らって生きる。
実体は無く、霊体で生きている為、肉体には触れない。
長い髪に見えるような所はしっぽみたいなもので、影衣にはみんなこういったしっぽみたいなのがある。

亨くんたちが通う学校の、理科準備室に封印されて、出られなくなっている。
理科準備室は普段は誰の目にも見えないけど、見える人には見えてしまう。
歪御は学校の創始から間もなく生まれて、あんまりにも悪さをするので、かなり慌てて封印された。
かなり慌ててたので完全な封印でなく、分身は外に出られたりするし、見えた人は外からは入れてしまったり、ガバガバ封印。
その時々見えてしまって入ってきた人間をごちそうとみなして、恐怖心を食べようとする。
普段は分身を使って、外から恐怖心をかき集めて生きている。

性格は残忍で攻撃的。
生きる為に必要な恐怖心のみならず、自身が満足するまで楽しんで対象を恐怖に陥れる。
対象のこころを見て、どう恐怖に陥れるか決めて、じっくりじわじわ怖がらせて楽しむ。
そう、弱いものいじめが大好きな、性格の悪いおばけです。
対象が怯えて、欲望のままにいじめ続けて、最終的には殺してもいいと思っている。
人間は叩けば音が出るおもちゃだと思っている。
なかなか笑わないが、怖がらせるのに必要なら笑う。
それ以外だと、相手が恐怖心でいっぱいになって、他の事を考えられない程度になったら薄ら笑いをする。

基本的には肉体には触れないため、肉体的に痛めつけてるように見えても、本当は幻覚。
精神的に強かったり、そもそも怖さを感じないという人間はすべての手口が効きにくい為、ちょっと苦手。
謎の強さを誇っており、正攻法でやっつけようと思ってもほんとに勝てない。
恐怖心をほんの少しでも持っている限り、そこを握られて力に変えられてしまう。
実質恐怖心のない人間なんてほとんどいないので、ほぼ勝てません・・・

一方で、学校に集まった子供達の恐怖心から生まれたものあって、本当はかなり子供っぽい。
とにかく自分が楽しくないと嫌で、逆に言うと楽しければなんでもいい。
そんな子供っぽい面を見られるのは、同室にいるガイコツさんと絡んでる時だけです。
実は静かな環境が大好きで、封印されても悪くないと思っているのは、それもある。
怖がらせる対象の人間も、あんまり叫ぶやつよりは静かに泣くやつ、声が出なくなってしまうやつがすき。

優太(ゆうた)

中学1年生の、入学したばかりの男の子。
絵を描くのが好きな美術部の生徒。
筆箱やお絵描き用ノートを必ず荷物に持っている。

不定期にへんな体験をする事がある以外は、いたって普通の男の子。
変なものって言うのは、霊や妖怪、怪奇現象等、オカルト的なもの。
普段はどちらかというと何も分からないタイプなのに、
そのときどき身に起こる体験がどれもレアでやばいものの場合が多い。

基本的には、のんきで優しい、おだやかな性格。
へんなものが見えた時は、のんきで優しい性格が災いしてしまう事が多くて、ちょっとかわいそう。
でもそのお陰で、亨くん達とも出会えて仲良くなれた。
(またお話描きたいです・・・)

また、純粋で優しい善良なこころを歪御に気に入られて、恐怖心を喰おうと常に狙われている。
理科の授業時、歪御との出会いのせいで、事件を思い出し、集中できなくなっている。

生二(せいじ)

全身、呪符やお札でぐるぐる巻の生気のない少年。
一応人間ではあるけど、あまりに生気がないので、普通の人にはその場にいても認識できない。
各地をふらふらと彷徨い、悪霊や呪い、悪意の念や負の感情等、闇に傾いたあらゆるエネルギーを栄養にして生きる。

体の力は入らず、仲良くなったおばけや気に入られた悪霊に体を動かしてもらっている。
本人の意思は負のエネルギーや悪霊で覆い隠され、ほとんど表に出てこられない。
人間としての成長も阻害されていて、本当の年齢もよくわからない。

現実の世界で何が起こってるかは、本人はほとんど分かっていない。
そのフォローを、式神の黒い鳥・三葉(さんよう)がお世話している。
(服とか最低限の現実のごはんとか、あらぬ行動の修正や悪霊の説教等)

現在漫画更新中なので、またお話が進み次第、詳しい設定を追加したいです。

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