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流夢
こわがり2023年12月21日 

自分語り。
今までも語った事がある内容かもしれない。

★ぽれんについての記事を同日中書いてます。
たまにこうやって連投しちゃうゴメン
ぽれん2023 | 手記 | Flyair

・・・

今もそうなんだけど
本当に自分は怖がりだなぁと思う。
情けないけど、それが自分の本当の姿だ。

子どもの頃からずっと怖いものがあって、
それが今も怖く感じて体が動かなくなったり、目をぎゅっと閉じて見たくなくなったりする。

最近それを感じて・・・
なにに恐怖を感じたかというと、家電のエラー音や呼び出し音。
なぜか昔から家電の電子音が苦手なんだよね・・・
ピー!ピー!とか、ピピピピってなるのが怖くて、怖くて固まったり目を瞑ってしまう。
布団があるなら、頭からかぶって一切外を見たくないくらい怖がり。
元々エラー音とかは、そういう風に訴えかけるようには作ってあると思うんだけど、自分は本当に過剰に怯えすぎだと思う。

同じ理由で、ゲームのゲームオーバーとかもすごく怖くて、
全部目を背けて目を瞑って見たくなくなる程だった。
今も怖いと思う。
たぶんみんなが首をかしげるくらい怖くないものもある0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

単純に大きな音や危険を知らせる警告音が苦手なのもありそうだけど、
なんかとにかくそういうのが苦手で、未だに怖くて、暗い部屋だと余計にこわい。
暗闇自体は今も苦手だ。

こわいけど、大人の自分は存在しているので、気持ちを切り替えて動くことはできる。
できるけど、普段は子供っぽいので未だにそうなる。
動かず目を瞑ってその場に居たくなった自分を感じて、全然変わってないなぁと・・・

・・・

夢って、子どものころから、そういう自分を救ってくれるものだった。
動かなくて良くて、目を閉じていればよくて、
別世界に連れて行って現実から離してくれる。

結局子どもの頃もそれが夢に現れてこわい夢は見ていたのだが、
不思議と夢は嫌いにならなかったし、寝るのが怖いとか思ったことは一切なかった。

むしろ寝れば夢を見て、すぐに明日が来ると希望を持っていた。
とにかくよく眠る子だったようで、今もまぁよく眠る_(:3」 ∠)_
(ごはん中も寝る子だったらしい・・・・麺とか吸えなくて、吸っただけで疲れてて居眠りしてたらしい・・・・)

・・・

なんていうか、こんなに怖がりだと
死ぬのが怖い気持ちが強いとも言えるよね。
怖いから常に安全を選んで、生きようとする。

夢にはその「死に繋がる恐怖」に慣れる練習をしてもらっていたのかもしれないね。
本当にいろいろ怖かったから、
現実では処理しきれなくて耐えきれなかったのかもしれない。
(憶測だけど)

最近語った奈良旅行記でも言ってた、子どもの頃の寺の夢。
この夢に出てきてた果てまで続く肉の触手の海。
(イメージ的にはひき肉が群がってるようなイメージ)
その上に立てられて、居るだけなら安全なお寺。

この夢、たしかに怖かったんだけど、
寺に居れば安全だというのはよくわかって、
空も絵みたいな感じでのっぺりしてたけど、一応晴れてて明るい夢ではあった。

その触手の海に入ったらぜったいに死ぬと思ったし、すごく気持ち悪くて怖かった。
寺という守られたところから、その果てまで広がる死の概念をずっと見つめていた。
なんか、目を離す事はできなかったんだよ。
怖かったけど、安全なところからじーっと見つめてた。

・・・

あと寺とは言ってるけど、
実際は寺とおばあちゃんち、仏壇の複合みたいな雰囲気だったと思う。

当時の子供の少ない現実の経験で、遠足で行ったお寺と、
おばあちゃんちの立派な仏壇が結びついて、
守ってくれる何かとあの世の存在を象徴して登場してたのかなぁ

ご先祖様が守ってくれるよ、ってのはずーーっと言われて育ってきた。
やっぱ「死」という恐怖を和らげるものとしての仏教って、素敵だと思う。
子どもにも分かりやすかったし。

お正月にお年玉をもらう時はおばあちゃんちで、
絶対に子供たちで仏壇で祈ってから頂く。

・・・ってのがうちのルールだったんだけど、
その時ですらあの世の存在を感じて無駄に怖がっていた0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
おばあちゃんちの仏壇の部屋綺麗なんだけど、
静かでちょっと暗くて、やっぱ子供には少し怖かった。

こんな感じで、子どもにとってHAPPYなイベントの
お年玉貰う時ですらちょっと「あの世」を感じて、怖かった。
けど、ご先祖様が守ってくれるっていう、あの世側からも守られてる気持ちは同時に生まれてたし。
仏教に触れられて良かったよ。

・・・

他にもいろいろ夢は見てたはずなんだけど、
一番鮮明に覚えてる子どもの頃の夢はこれかもしれない。

この夢は小学校にも上がらない子供時代の夢なんだけど、
思えば本当に小さいころから「恐怖」への関心って強かったかもしれない。

度々言ってる、そういう死の世界の住民だったり、関係あるものは「おばけ」で、
おばけと仲良くなれば怖くないと考えるのも当然というかね。
今もその気持ちはすごくあるし。

自分が死んだら、まずは死を怯えなくてもいいおばけになりたいかもなぁ
たぶんいろんな意味で「死」を感じてるからいろいろ怖いんだと思うよ。
肉体的にも精神的にも、自分が死ぬことが怖い。

でも、死の恐怖さえなくなれば苦しくない気もするので、
やっぱり肉体を捨てて死んでみたい気もするし。
・・・みたいなやばい空想はいつもいつでもしてる_(:3」 ∠)_

もうほんと、風とか土になりたいわね。

・・・

なんか、話急に変わるけど、
流夢くんはそういう「子供にとっての恐怖」に夢で寄り添ってそうだよね。

悪夢っていう怪物の退治はやるけど、
それ以外にも、いろいろこころの形成過程で
訳の分からない恐怖心が強い場合に、適度に安心感くれたりしそう。
私はちょっと薄かったみたいだけど、
こわい夢に怯えてしまう子は多いみたいだしなぁ

自分のあの夢題材にして、そういう短い話描きたいなぁ