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流夢
おまじないと夢の本2020年06月22日 

最近また少し本を読む余裕が出てきて、ちょっとずつ積ん読してる本を読み進めています。
夢に関する本がたくさんあります・・・ぜんぜん退屈しないです。笑

『夢判断全書』という本を読みました。
夢についての判断の仕方、悪夢を見た場合のおまじないが、日本古来の独自な感じで良かったです。
一応近代に作られた本で(と言っても昭和27年)
フロイトの夢判断についても触れられています。
それを踏まえた上での夢についての判断の仕方は書かれています。

普通に夢占いの項目形式で、こういう夢をみたらこうっていうのは書いてあるんですが、これは合ってる合わないは別にして、昔の描き方がなんかカッコよくてすきです。カッコイイ・・・・
ページの半数以上は、日常生活で使えるおまじないが掲載。
けがの応急処置のおまじない、ちゅうにごころくすぐられる、かっこいいお札の描き方が・・・幸せでした。

悪夢を見た時のおまじないが、なんかかっこよくて気になるんですけど、
自分は悪夢を悪夢と思わない事が多いので、そもそも朝が弱すぎて、朝起きてすぐにできそうになさそうです0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
特定の和歌を詠むんですよね。かっこいいです・・・

この本の特徴としてすごく好きだなと思ったのは、日本は昔から神社やお寺が多くて、信仰を大事にしてきた国です。
明治の神仏分離令があってからは少し薄れてしまったとは思うのですが、この本は神社目線の信仰文化を大事にした夢分析の本でした。
(自分自身はあまり信心のない人なのでアレですけども・・・)
信仰を大事にするという事は、平安時代から続く精神を受け継いでいるという事。それだけでなんか興奮しました。
悪い事が書かれていても、それを回避するよう行動するのが重要だ(ここ夢分析で一番大事)
どうしても不安なら、このおまじないをつかいなさい、という、若干神様に頼れる感じが神秘的で好きでした。
信心深い人なら、こういう救いがあると安心でしょう。

アルテミドロスの本も面白かったけど、やっぱり日本人なので、読んでて腑に落ちるには日本の夢の書籍ですね。
もっと日本の古代の夢の書籍を読みたいなぁと思いました。
夢分析にハマり始めた時も、外国の人が書いたものは日本人には当てはまらない事があると思う事がすごく多かったんだけど、たぶんそれは本当なんだろうなぁと思います。

また本の感想ページをリニューアルしたいです・・・
ちょっとずつ色々リニューアルしていきたいです・・・