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亨
夜の闇2020年10月03日 

月がきれいですね~。お月見散歩してきました。
自室の窓からもよく月光が差し込むので、月光浴をしながらの睡眠、すごく幸せです。

前回の記事で、家の中の闇が怖い、と書いたんですけど、
外の夜の闇は、けっこうわくわくするというか、大好きです。
閉塞感がないからでしょうね。風も通っていて、遠くの音も聞こえたりする。

ほんとに、月の光の広がる夜は、とても安心します。
昔の人は、この光がどれだけ温かくてありがたかったのだろう。
満月前後の月光って、灯りを用意しなくても、ちゃんと、道とか見えるんですよね。

でも、森の中は本当に暗いので怖い。
それでも、無限にどこまでも空間が続いていて、行き止まりってのがないように感じるから、外は良いです。
家の中とか、建物の中の暗闇って、逃げ道がないからきっと怖いんですよね。
今日のような、月光がある場合は、夜も明るめで外は安心しますが、建物とかはその光も遮ります。
やっぱり、閉鎖感のある場所は、はっきりと「怖い場所」と言えますね。

追いかけられる系のホラー映画とか、ゲームとかも、外と屋内では全然印象が違います。
やっぱり自分は屋内で追いかけられる方が怖いです。
逃げ場所に限りがあるもん!!!
外ならまだどこまでも続いているから、可能性というか希望がみえます。

・・・

そういう意味でも、歪御くんには「狭い場所」という怖い要素も入れ込んでしまっていますね。
封印される前からあまり屋外には出ないタイプで、引きこもりのプロです(?)
そんな歪御くんも、一人の時は、月光はほどよい明るさで好きです。
影は光がなければできませんから、リラックスしてだらけても形を保っていられるんで快適だそうです。
逆に光がない時はドロドロに闇にとけて形がなくなるらしいし、
明るすぎると消えそうになるので気合で形を保つようで。笑

亨くんは、満月のような強い月光は普通に夜出歩きやすくて好きそうです。
あくまで普段は人間と同じレベルの身体能力で、目も特別いいわけではないし。
普段は、鼻と胃袋と味覚だけ甦鬼寄りなのかな。
夜の山の景色を見ていると、亨くんガサガサ動いてるのかなとか、
ふと山から出てくるのかなとか、いろいろ妄想してしまいます。

そういう事も妄想しつつ、もっと気軽に夜の散歩したいけど、
まぁ、普通に危ないので普段はできません0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
夜は人間が寝静まって気配がなくなるので、ほんとに疲れてると落ち着きます。
とにかく夜は暗いので、自分の存在をぼかしてくれるというか、
解放感を感じられつつも、包み込んでくれるというか、
人に認識されたくない時に落ち着く、刺激の少ない優しい時間です。