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流夢
自分の中の男2017年12月01日 

先日の3日連続ぐろい夢の内容の事はある程度わかって、なんていうか、もう、感動しました。
なんでぐろさで表現をするのかがイマイチ最初はよくわからなくて、
軽く考えると、疲れてるとか無理してるとか、そういうメッセージなのは分かったんだけど、
その原因というのが、表面上自分にとってはとてもわかりにくかったです。
腰を据えてしっかり分析したら、あぁなるほど、となりました。

夢のグロい部分を簡単に書くと、
【1日目】
田舎によくあるカエルの死体のような人型の小さい死体があちこちに。
そこは登りにくい坂道で、勢いをつけて登らなければ進めない。
勢いをつけて登る過程で、その死体を踏みつぶし、血がこびりついている。

【2日目】
フグをさばこうと素人おじさんが乱暴にさばいて、どう見ても食べられない臓物だけ出す。
さばく様子はモザイクのようにモヤがかかってよく見えなかった。
これらの様子は。最後にはテレビで見ていたような感じだった。

【3日目】
飲食店のカウンター席の向こう側、店主さんらしきおじさんがいる。
店主さんのおじさんが満面の笑みで包丁を振り下ろそうとする。
私がのぞき込むと、肋骨がとても印象的な上半身のほとんど骨の人間がいた。
肉もついてるけど、ほとんど骨っぽい。その人間と目が合うと、骨の人間がすごい声で叫び出した。
この様子は、最後には怖い本か何かを読んでいる感覚で終わった。

自分をボロボロにさせてる原因が、主にそのぐろい行為を行っている男の人物がしっかり表していました。
1日目はまぁ今回言いたい事はあまり関係がないんだけど、死体を踏みつけてまで坂を勢いよく登るという行為が、無理してるって分かりやすいよね・・・
これ登れんかった方が自分の心には本当はよかったんです。
登ってしまったから、1回目の警告は私は無視した、という事になります。

2日目からはあんまりにもぐろいです。
モヤのモザイクと最後のテレビから見ている感覚にするって事で、ショックを控えめにしてもらえてます0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
問題がそのフグをさばくおじさん。自信満々だったんだよね。
フグって毒があるから専門の人じゃないとさばいちゃダメじゃないですか。
夢の中でもそう思ってました。
でもこのおじさんは、免許なくてもダイジョブ!って自信満々でやって、結果自信満々に出てきたのが腸だか脳だかよくわからない、どうみても食べられない臓物がどちゃっと。
男の人が、正しくないやり方を強がって、勢いでやってしまっている。ここが重要。

3日目もまぁぐろいです。
カウンターを自分からのぞき込む、最後に本を読んでる感覚で、また二重クッションです。
まな板の上に上半身のほぼ骨人間がいるってやばいでしょう。
魚じゃ伝わらないなら人間にしてやろうか!とでも言うように強烈にしてきましたよ。
死んでるとは思えず、でも殺される直前だった。
ここでも自信満々、満面の笑みの店主のおじさんという人物が出てきます。
包丁を勢いよく振り下ろす直前で、骨人間が叫ぶとこで終わったと思うので、
振り下ろし切ってはいないですが、やばかったです。苦しそうな人を殺す所です。
男の人が、満面の笑みで死にそうな人を殺す直前だった。ここも重要。

2日目と3日目に出てきた「自信満々だけど結果は散々の男の人」。
この人は、何も心配はしていません。でも結果は、どう見てもダメです。
でも男の人の様子を見るに、ダメと思っていません。
もうこの辺ややこしくて分からなくて、本当に最後に気付いたのですけど、
この男の人は、私の「アニムス」と呼ばれる夢の中の人物だと思います。
「アニムス」というのは、「女性の中の男らしさの象徴」と言われています。
私は自信があるかは自覚はありませんが、何かにつけて
「心配しないでほしい」「心配させてはいけない」「なんでも自分でやらなければならない」と、自分で追い込みがちです。
こういうたくましい(?)考え方は、男性的だと思います。
もっと誰かを頼ったり、甘えたり、泣いたりしてもいいのだと思います。
その強がりな考え方が結果として、本当に疲れている時にも無理をしてしまう考え方になっていました。
この考え方が続くと、夢のようにぐちゃぐちゃな結果や、自分を殺す、という事になる事を教えてくれていたのだと思います。
もうこれが分かった瞬間涙が出て、これからは気を付けようかな、と心から思える気がしています。

客観的に見たらわかる事だったにも関わらず、本当に気付いてなかったって感じでびっくりしました。
だからこんなにも似た夢で警告していたのだなぁ・・・すごいや・・・