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流夢
手放したい気もする2021年07月27日 

けっこうしっかりした夢をみた。
ちょっと今回まとまってなさすぎるので、読む場合は難しすぎるかもしれません;
完全に殴り書き夢分析です。
こんな夢です。


険しい山に家族と来ているのだけど、
天候も悪く、なにかトラブルがあったようで、自分の荷物を置いて帰らなくてはいけなくなった。
荷物を置いて帰る事に、私はとても怒っていて、これがないと何もできなくなっちゃう、と失う事を怖がっていた。
そう思う反面、これらが無ければどれだけ楽になるのだろう、とも思った。

帰る時に特急みたいな電車に、乗れそうなら乗ろうと連れていかれる。
向かう時のその通路はちゃんと見えなくて、知っている人じゃないと見つけられない通路にあった。私は知っていた。
エスカレーターで降りるんだけど、それも2択で、何か白い文字が描かれた方に乗った。
白い文字は、何やら西暦何年とか書かれていて、数字はえらい未来だった。

待合室のようなところは一時的に未来に来ているようで、
置いてある雑誌を見て、ネタバレいやだ!!!!とはっきり思って泣き散らかした。
(漫画雑誌とかを見て)
唯一現代の情報誌が置いてあって、それは安心した。

ひとりで帰ろうとするが止められる。
ひとりで帰れる力が本当はないのがよくわかった。


だいぶ省略したりぼかしてるんだけど、こんな感じ。
この全体の夢の前に、もう一場面あったんだけど、そっちは簡単に言うと、
過去の封印、過去が未来の足枷になってしまっているから気にしなくていい、という夢だったと思う。

それに追加してこの夢。
自分が苦しむ過去のことや、そのまま進んでいた場合の自分の姿を映しているような、気が・・・する・・・0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

たぶん過去の夢日記にも書いてる事なんだけど、私は昔は「一人で生きていける力が欲しかった」という欲がとても強かった。
今も少なからずこの考えは存在している。ぶっちゃけ捨てたい考えだ。
実際は一人で生きるとかそんなことできるほど強くなかったし、人を頼るようになった。

この夢の険しい山ってのは、そういう昔の無理してた自分であって、
置いて行かなきゃいけなかった大事なものってのは、その期間にどうしても必要だったものだ。
仕事から趣味から生きる為の手段やら、その時は、これがなければ私は息苦しくてどうなっていたのだろうと、ちょっと恐怖する。
だからこれからも、それらは無いといけないのかと言われたら、ぶっちゃけ今は無理して抱えてく必要はないなと感じた。
手放してもいい気がした、と夢の中で思っているのは、そのままの意味だろう。

・・・

一時的に未来にいるってのもなんかよくわかんなくて、
でもその西暦何年って数字、自分の歳を換算してみると、生きてるかどうか怪しい年齢だった。
さぞ生きていたら相当健康長寿なのだが、この夢の中の心理状態ではストレスで無理だろう0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
なので、これも存在しない未来なのか、と感じた。
そして驚く事に、その夢の中の西暦から換算した年齢は108歳。
108ってなんか思いつきませんか。
そうじゃ。煩悩の数じゃ。
煩悩とは、簡単に言うと欲のことです。

ぶっちゃけ今は、自分の「欲」との付き合い方が本当にヘタだなと感じていて、いろいろ悩んでる。
本当にやりたいこと、欲しいものに絞ると、
ぼんやりと思い浮かべている、欲しいな、やりたいな、と思ってる事のほとんどが「消える」。
ほとんどは生きづらい感情を増幅させ、自分が辛くなる事も多いと思う。
そして、自分が辛いのは我慢するもんだと思っている。
もちろんそんなわけないんだけど、過去の生き方はそういう風で、その考えがたぶん未だに重荷になっているんだろうね。

あと、特急電車とかもそうなんだけど、自分が何か乗り物に乗ろうとするとき、なんかうまく行かない夢が多いです。
今回もそうで、なんか混んでたし、一人で乗ろうとして止められて失敗してるし、過去にもそんなうまく行かない夢がたくさんあります。
自分の足ではなく、何かに任せて動こうとする。

見えない通路ってのも、わざわざ見通せないような非現実的な通り道で、なんか違うんだろなと思う。

結局上手くいかないのだから、それで移動もできていない。
逆に最近の夢の傾向からすると、頼れる人に頼った方が、ちゃんと乗れてスムーズに移動できるのです。
移動もできずその場に留まるってのも、進展ないじゃないですか。
だから、やっぱりもうちょっと人を素直に頼れるようになってみたいよね。
未だに遠慮がちで、頼ったら罪悪感が出るくらいなので・・・

・・・

あと、その唯一置いてあった情報誌は現代のものですが、それを見て安心するのは、現状の環境は別にわるくないよ、という事だと思うんです。

急に漫画雑誌チラ見してネタバレやだ!!!って泣き散らかしてるのは正直後から考えたら相当面白いんだけど、まぁネタバレは本当にいやです。
ネタバレの何がいやかって、自分の目で理解しながら、自分のペースで、純粋な考え、感想を持ちながら楽しみたくて、先の結果を見せられると、全部潰されちゃうんです。
自分のやってる事って、もう結果が決まってることなんじゃん、って。
(これも極端な話ですが)

まぁでも嫌だったんだけど、この夢の中だとかなり自分がわがままで、
手放した方がいいものも手放せず、独りよがりで行動して、文句ばかりで、
本当の意味で一人で生きようとするってのはこういうことなんだなと思いました。
手放せないのは後に引けないから、安心するものが他にないからだと思うし、でも実はそうじゃなくて、自分には協力してくれる人も受け入れてくれる人もちゃんといる。
そういう事を分からない場合の自分は、こういう結果になるんだぞ、と、夢にネタバレされちゃったのかなって。

・・・

めずらしく、じわじわと怖いと感じる夢でした。
何で怖かったかって言うと、やっぱ「自分のその生き方が自滅的行動でしかなかった」という事実を認める事になるからだと思いました。
中途半端だったけど、わりと本気で「できるはずだ」と思い込んでいたところもあったので、認めるのはやっぱり怖いというか。
しっかり、はっきりと「できない」と言い渡された気がします。
本来、めっちゃ恥ずかしいくらいの甘えん坊で泣き虫な自分が、そんな「一人でクールに生きる」なんて、無理がある。
そんな自分が一人で生きようとしたら、「一人という不安」から、力を蓄えようと無限の欲が湧いてくるだろう。

この夢の一つ前の場面は本当に切なくて、キラキラとしてました。
過去との決別、過去は過去で清算するから、あなた本来の気持ちと過去とは別にして、未来に行ってください、というメッセージな気がした。
その過去の清算や苦しい部分の詳細をピックアップしてくれたのがこの夢なのかな。
いろいろ深読みしすぎな気がするし、なんかまとまらないけど・・・
とりあえず、ちょっとずつ素直に、無理に力を入れずに、本当にやりたいことについて考えたいと思います。

やっぱり前から考えてた通り、自分の為だけに生きようと思ってもうまく行かないんだよな自分・・・