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こどく
孤独の対比2021年11月02日 

★下記の時間に拍手を下さったかた、ありがとうございます!
とっても嬉しいです・・・!
・10/31 16:40・17:04
・11/1 13:23
・11/2 18:48

・・・

夢のおはなしです。

なんだかいろいろ忙しく動いていると、
なかなか夢をゆっくり堪能してない感じが増えてくる。
夢を見た事は覚えてるんだけど、インパクトが無いというか、これ絶対覚えてなきゃ!って思える夢が減ってきたね。

これはある意味ではものすごく平和なことだ。
けっきょく夢を効果的に利用したいとなると、
必然的にわるい夢と言われるものが中心だから、
そういう夢が無いのなら、平和に過ごせているという事でもある。

でも、逆に明るい夢ってのもそんなに見ていない。
印象に残る夢って、何かしら「現実との差」があるものが多い気がしていて、
あんまり差が無いものほど印象に残らず、覚えなくてもいいかな~と思いがちになっちゃう。
ここんとこはそんな夢がずっと続いている。

・・・

そんな中で今日見た夢が、ちょっと良かった。
最近ものたりないというか、気にしていた事をやんわり描いている夢だと思った。
めっちゃ長い夢なので、重要そうなとこだけに端折ります。


家族みんなで新年を祝う。
日付が変わる瞬間を待って、祝ったのだが、
時計の様子がおかしいのに気付いて、実はまだ3時間先だった。
自分は冷静だったけど、他の家族の一人が、とてもがっかりしていた。

私は家に忘れ物を探しに、玄関ではなく、裏手の庭から入った。
入ってすぐの家の中は薄暗くて、床一面は黒いふかふかしたもので埋まっていた。
「誰もいない」という感覚が強く、
切なかったが、なんとなくこころが落ち着いていた。


家族は私のこころの根底の様子なのかもしれない。

新年・・・というとなんか新しい時代の始まりのような感じで、
その「新しい時代」を迎えようとしているのに、実際は早とちりというか、失敗したというか。
ただ、3時間ってそう遠くない差だし、時間は勝手に進んでいくものなので、そのうち自然と迎えるのかもしれない。
この3時間ってのが、ほんとの所もしかしたら3日なのか
3週間なのか3か月なのか3年なのはわからんけど、とりあえず進むとは思う。

がっかりしてたのは、あわてんぼですよね。笑
その家族の一人はイベント好きで先を行く人って感じなので、
今の前のめりな自分の状態、焦りを表してたのかな。
とりあえず落ち着いてね自分・・・

・・・

夢に出たこの「家」は実家であり、建て替え前の古い家だった。
家の中は引っ越し前の空の状態のようだけど、
床はふかふかの黒っぽいなにかで、不思議な感じだった。

「黒」は反射をしない、「受け入れ、無刺激」の表れ。
ふかふかってのもそういう意味を強調していると思う。

・・・

片づけが終わってスッキリしていて、
「誰もいない」という切なくも落ち着いた気持ち。
ここが夢でかなり印象的だった。

自分は、孤独を好みがちだ。
今も高頻度で一人になりたいと思うし、その方が落ち着く。
でも、イベントやら最近の暮らしの状態で、完全に一人になれる状態ってあまりない。
その状態が恋しくなったのかな。
(ちなみに昔は一人になりたいのなら「山」に逃げてた。家は逃げ出したい場所ではあったので心境変化がしっかり現れている。)

・・・

忘れ物ってのも気になるけど、これは単に今気がかりな事が出てきたのかなと思った。
実際に実家に取りに行きたいものがあるのでヾ(:3ノシヾ)ノシ
それじゃない可能性もある。
その場合は、絵のようなドアを開けて自室に行こうと考えていたので、
「自分の部屋はまだ片付いていない」とも受け取れる。
(ひっこし準備中なのに忘れ物取りに来るって変ですよね)

なので、自分の生まれ育った環境から、忘れたくないものを取りに来た。
自室以外は空っぽ、という印象があって、それは過去の辛かった思い出をだいたい清算できたってことの表れにも思う。
自室は逃げ場で安らぎの場でもあったし、思い出がたくさんある。
わたしは、何を忘れて出発しようとしていたんだろう。

ここには誰もいない、という安心感もとても強かったのがとにかく印象的。
冒頭で話したように、夢で印象が強く感じたものって、
現実とそれだけ差があるという事に思うし、
とりあえず、一人の時間と感じられる過ごし方を増やしたいです。
物理的に人がいなくても、意識の中に人を感じると、それはもう一人の時間じゃないのでね・・・(こまかい)

おちつこうわたし。