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亨くん
死を感じる2022年04月01日 

※ちょっと死に関するグロいお話注意です。

今日はいつも親しんでる山林の散歩に行ってきました。
高さのある山が隣接&若干標高が高い地域。
日照時間が短く気温が少し低い地域なので、桜の開花はまだまだ先。
つぼみが出てたり出てなかったり、のレベルで咲いていない。
今年は温かいとはいえ、世間よりやっぱりここは寒いんだなぁと再確認した日でした。

・・・

散歩する山林の方は、
道路を挟んで森が隣接している小さな林ですが、
道路の幅は狭いので、普通に野生動物が入ってこられるようなところです。

今日は桜やその他植物の様子を見に向かっていたのですが、
道の真ん中に小さな黒い物体。

風かなんかで折れた木片かな?と思ったんですが、
そのまま進んで近づくと、なんか赤い。
あれ?ネズミ?
あっ小動物の死骸かぁ・・・と、
久しぶりに見つけてちょっと切なくなった。

こんなとこじゃ滅多に見ないんですけどね。
位置が不自然だし、カラスが落としちゃったのかな~とか思った。
今回は1羽見かけただけで死骸の近くにはいなかったけど、
この辺よくカラス飛んでるし、
カァカァうるさく集まってる時は
なんか死んでんだな~って山の名物みたいに思ってます0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

よく見たらその死骸はネズミじゃなさそうで、
しっぽがちょっとふさふさだったので、ヤマネの子供かな?って思った。

あんま動物詳しくないから、詳しい人いたら教えてほしい・・・
ネズミかと思ったけど、灰色寄りの黒で、
しっぽがネズミにしては短くてふさふさだった、っていう動物でした。
ニホンリスだと色もしっぽの感じも違うし、近いのはヤマネかなぁ・・・と。
ヤマネおったんやなここ。たぶん((

・・・

話はちょっと変わるけど、生き物が死んでると、
本当に置き物みたいで生命がないって分かる感じ、すごいですよね。

仮に本当に置き物だったとしても、
人形とかの作り物って、生きてる生き物を模してるはずなので、
多少なりとも生命力の面影を感じるものです。
死骸って、まじで見るからに生命がなくて、なんか異界を感じる。
飼い犬が亡くなった瞬間を見届けた時も、そんな感じだったなぁと思い出しました。
全身の細胞から「生きる」という力が抜けて空っぽになっちゃう感じ。

生きていると、やっぱり細かな息遣いの動きや、
毛並みの様子が生きてる!って感じなんです(語彙力ない)
まして野生動物があんな道の目立つとこにいるはずないので、
動いてないっていう状態に久々にぞくぞくしてしまいました・・・

そして、そんな死を感じさせない、
生命力あふれる、春の山特有の強い花の香り。
鼻につくようなツンとした濃い香り。
春が来たなぁと思わされるにおいです。
こういう植物の香りが、こういう死骸のにおいを隠す役割も持ってるのかなぁとドキドキします。
(花粉弱い人にはつらい季節だけどね・・・)

いやぁやっぱり山ってのはいろんな意味で生命を感じて、素晴らしいです。

・・・

街中でもわりと動物の死骸って見る方なんですが、
あんまり見る頻度が少ないのは、自治体の方の処理のお陰の他、
カラスのお陰もけっこうあるようで、本当にカラスさんには感謝ですわ。

ずっと前に東京に行った時、
ヒマで一人で公園散歩したりしてた時、
うっかり木陰でハトさんがお亡くなりになってるのを、見つけてしまった事がありました。
カラスさんが食べていたので、あぁ~こんなとこでも自然の営みが・・・と感動してた変な人です。すいません。

まぁこんな事言ってるけど、
ケガによる死の瞬間ってたぶん見れないです。普通に怖い。
山は好きだけど、人間は足元にも及ばない弱肉強食の世界なので、まぁ人間社会に生まれてよかったのかもしれない・・・のかなぁ。

・・・

こういうネタを鬼少年でやりたいんですが、
マンガ進んでないですね・・・あああ

亨くんが同じ場面に出くわしたら、まず普通に死骸持って行っちゃうだろうね。
兄妹たちの誰かに上げると思います。
亨くん本人も食べられるけど、亨くんは人間の死体があれば大丈夫なので( ˘ω˘ )

そういや死骸にアリが頭つっこんでたけど、
アリが虫以外の動物を食べようとしてる様子見たの何気に初めてだったかもしれない。
もしかしたらアリじゃなかったかもだけど((
とにかく無駄にしない自然界まじすげーーーー