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悪霊払いの夢
悪霊払いの夢2022年07月21日 

今日見た夢がめちゃくちゃ強烈だったので、
あまりに気になって即行で夢分析した。

あまりに自分の気持ちが素直に出過ぎてて
詳細言うのは恥ずかしいけど、だいたいこんな感じの夢。
ちょっと長い&自分語りものすごいです。


おばあちゃんの家に居る。
白いカーテンの柔らかい光がおだやかな感じ。
そろそろ帰り時で、帰宅を考えていたところに、
家の裏手で密教系の修験者の姿が見えて、
少し見たら男性3人がお祓いを始めて、悪霊と戦ってる。
二人は修験者、一人は陰陽師っぽい人だった。

少し光沢のある青い服を着ていたが、
お祓いする悪霊の影響で、赤みのある色に変色してた。そういう服らしい。
(理科で使うリトマス紙みたいなイメージ)
怖い雰囲気があったし、不謹慎だろうから、
興味本位で見たらいけないと、あまり見ないようにしていた。

そんなこんなで家の中。
母がその人たちを見て、歴史あるところから来た人だ、と言う。
大きな地図を広げて、自分たちの場所も分かりやすい感じで見ていた。
この修験者の人たちは、このお寺から来たのかと分かった。
(現実で知ってる近所のお寺)

地図にはその土地に関する古典や歴史の話のタイトルが乗っているという、特殊な面白い地図だった。
この大きな地図は昔ながらのもので、現代にはなく、スマホでは画面が小さく見づらい。
ただ、小さくてもいいから、本の形で同じようなものが欲しくなった。

本当にそろそろおばあちゃんの家を出ようとした時、
カーテン越しに見えた景色が不穏な感じだった。
修験者さんの一人が死んでいた。かなりむごい状態で。
上半身が割かれて、大量の血が地面に流れている。
血はそばにあった用水路に流れていた。
悪霊と戦って、おそらく勝ったのだろう。
しかし、こういう「悪霊の起こした出来事」に対して、
ものすごい気持ち悪さと恐怖を感じた。
(グロテスクな見た目自体には嫌悪感はなく、ほんとにその惨状の経緯に)

その亡くなった一人をしっかり弔うように、
青い正装をご遺体に着せ、祭事としてしっかり葬儀を行おうとしていた。

本当に帰る直前、自分の服がキツく感じ、
着ていた胴を締めるタイプの白いワンピースを脱ぎ、楽な格好に変えた。


まず長いので結論から言うと、
この夢のメッセージは「自分のやるべきことを今はしさない」
って事だと思います。

ぼんやりして申し訳ないけど、分析結果をそのまま書くと
個人的な割合があまりに多く、はっきり言いづらい事なので、
ちょっとぼかして話すことをお許しくださいm(_ _)m

・・・

この頃頑張ってるんで、それに付随していろいろ思う事はあるんです。
特に昔から困ってる事がひとつある。
人によってはむかつく自慢にきこえるかもしれない。
でも本気で悩んでる。そのせいで、一歩踏み出すことを今まで怖がっていたので・・・

それは何かというと、「嫉妬」という感情との付き合い方です。
自分にとっても、他人にとっても、この感情は誰にでもついて回ります。

我ながら自分は嫉妬心を抑え込むのが上手くなったと思う。
もしかしたら滲み出てる場面もあると思う。(こころあたりあるし;)
そこは自信ないけど、でも自分で機嫌を取ってエネルギーに変えたり、
もしくは気にしない術を獲得してきたつもりです。
自分から発生する嫉妬という感情を含め、ネガティブな気持ちとはうまく付き合えるようになりました。

・・・

今困っているのは、他人から受ける負の感情に耐性がないことです。
今まで上手く行かなかった事って、これがものすごい関係している。
だから続かない事柄も多かった。
ここをもうちょっと鍛えないと、たぶん、これからの自分のやりたい事が達成できなくなってしまう。

自分が幸せを望んで進む事に対して罪悪感が出てきて、先へ進めなくなってしまう。
他の人がもっと幸せになってから、自分もついて行こう、と考えてしまう。
それじゃ人生が他人依存で、
いつ自分が進めるのか、分からなくなっちゃうじゃないですか。
こういう事は頭では分かるのに、こころにブロックが入って、悩んでしまう。
未だに自分が楽しくすることに罪悪感が出る事があります。
うつ病の後遺症みたいなもんですね;
分かってるから、対処はできるんだけども。

・・・

自分が頑張ろうとしているところに、
何か水を差されるような事を言われる事がけっこう昔から多くて、
「この人なにがそんなに気に入らないんだろう???」って思う事はあったけど、
あまりケンカしたくないし穏やかに生きたかったので、
気を遣う事もものすごく多かったし、自分を通してがんばるのをやめてしまう事もあった。

ここまで言って自慢に聞こえてる人もいるかもしれません。
嫉妬を向けられるって事は、能力があるって自慢でしょ?って。
でも本当に私自身は自信はない。
能力があるという自覚を持つ前に、
とにかく目の前の仕事をしっかりやる事が大事だと思ってたから、
能力があるとかないとかは別問題、と思ってる。
頑張って仕事したりしてると気持ちいいし、私も幸せだし、感謝もされて楽しいです。

そうしてると、嫉妬なのか嫌悪感を丸出しにされて、態度が急に変わったりする人によく出会う。
自分がコミュ障なのもあったから、何も悪くないとは言い難い。
それでも、こういう感情を向けられやすいってすっごい生きづらい。
なんかしら理由があるから、そういうめに遭い続けるのだと思う。
でもどうしたらいいかわからない。
もっと言うと親からも向けられてた時期があったと思う。(今は大丈夫)

とにかく、自然体の自分ではどうしようもない事が多かったので、
その環境から離れるという対策ばかりを取ってきた。
でもその結果、肝心な「他人からの嫉妬」を真っ向から対処できる術を育てられなかった。
それが今の自分に課題として立ちふさがってる。そんな夢だと思った。

・・・

まぁ悪霊が分かりやすい象徴です。
悪霊は、わるい亡霊です。亡霊は人の思念のようなものです。

この夢の中では、実際には悪霊を目にしていないし、でも、存在する。
自分も関わっていない。
関わったところで、私は何もできないと感じている。
それは他人の気持ちの問題で、私が背負うべきではないものだから。
実際、夢の中で家から出ないで、そのまま過ごして立ち去ろうとしている。

でも気になるから一部始終をチラ見してる。
その悪霊退治の場面は、私のこころががんばろうとしている状態だと思った。
嫉妬とか負の感情って、受け取っちゃうのも疲れるし、まともにすべてに対応していたら壊れてしまいます。

相当修行を積んだであろう修験者さんも、
こうして悪霊の理不尽な暴力で亡くなってしまった。
それくらい相手から向けられる負の感情を相手にするということは、暴力に立ち向かう事と同義なんだなと感じた。

でも私は暴力なんか関わりたくないし、対応もきっとできない。
無謀なんです。
だから、自分のできる事を着実にやることが、平和につながると思った。
夢の中のように、大きな見通しの良い地図を見て、
点在する細かい歴史や学びをチェックしながら、ゆっくり筋道を立てていきたい。
暴力なんかふるいたくないし、自分もふるわれたくない。
いたいのやだ。

・・・

3人で退治しているけど、この3人の男性についても考えてみる。

まず「光沢のある青い服」が印象的。
着物によくある光沢感で、サテンほどはきらきらしていない。
こういう服は少なからず特別な時に着るもの。
今回は、こういう「退治」と「儀式」の意味が強いので、大事な事だという強調要素だと思う。

そして青色から連想する要素は
「落ち着き」「冷静」「精神性」という要素だと思う。
高い落ち着いた意識が、こういう悪霊に冷静に立ち向かって、仕事として対処していた印象。

3人という要素も、
「調和」「安定」を意味すると思う。
悪霊に殺されてしまった一人を除いたら2人になるけれど、
ちゃんと亡くなった人を葬儀しようとしてるし、
精神的な調和を意味する人数と行動を取られていたと思う。
また、寺からの派遣だったので、なんとなくだけどまだ仲間がいると思う。

亡くなった修験者さんの状況も。
この亡くなった様子を見た時に直感的に思ったのが、
「身代わりという役割をされていた」のだと思った。
ゲシュタルト法的に修験者さんの気持ちになってみると、
「これは仕事、役割を全うした。悔いはない。」という気持ちが浮かんできた。
めちゃかっこいい・・・・
自分はなにもできなかったけど、感謝しかありません。

更にむごい死に方だったけれど、
血は土の地面を伝い、用水路に流れ、水に流す、という感じにも思った。
今回の出血の様子は、「他人の死体から」という状態で、
これは調和を乱されたこころが傷ついてる疲労感もあると思うので、これは受け止めたい。

服がリトマス紙のように赤みに変色するのも、
赤は「酸」なので、酸化という体の疲労の描写でもあるなぁと思った。
どっちかというと「おじさん」でもあるので、自分専用のパターン解釈として、頑張りすぎのサインかな~とも・・・

・・・

全体的に、まともに向かっていった場合のシミュレーションと、
自分がすべき行動指針を同時に見せてくれていたかもしれない。
終始関わりなく終わったようなものなので、
一見冷たいようだけど、現実的な対処だったと思うから、
強烈ながらも、とても冷静で神秘的な夢だったと思う。

あと夢の中では気にしてなかったけど、
おばあちゃんの家は高い山の上にあるので、ハイヤーセルフ感もありますね。
意識の位置がとても高い。外も明るかったし。
地図の広域もそんな感じ。

そういえば、中学校の頃に読んでた詩集にも、
同じような事を書いてる詩があって、
それめちゃくちゃバイブルにしてたな0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
他人の感情は、他人の荷物。背負わなくていいの。っていう感じの。
自分の性格上、完璧には無理だろうけど、それはしっかり意識していきたいなぁと思います。