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夢の少年
少年たちの夢2022年10月28日 

※今回ちょっとあまりに自分語りがすぎる内容なので、
長文注意&何言ってるかマジ分からんと思います。

・・・

すんごい少年だらけの夢を見て、
久しぶりに大好きなタイプの夢を見れた。
まじで登場人物が少年だけです・・・(最年長で青年)

夢分析・・・するような夢でもない気がするけど・・・
そう思ったのは、
先日の自分が、この夢を見たその日の夜、自然に答えを出したからだ。
けど、その答えを出すまでのこころの動きをすごく描いてくれていたと思う。
夢の内容をしっかり味わう事で、
その答えの納得感を補強してくれたような気もする。

こんな夢を見ました。


少年が狙われている。(以降「夢少年」と呼ぶ)
犯罪者に追われる。
お兄さんにバイクに乗せられて守られて逃げている。
夢少年はお兄さんの前にいて、完全に後ろからの盾になって守られてる。
逃げていると、その運転してるお兄さんの首がはねられてポロッと落ちる。

血は出ないので気持ち悪さはないが、
はっきり犠牲になって死んだと思ったし、
その守られてる夢少年がつらそうな顔をする。
くやしそう。だけど、儚くて美しい表情だった。

一人で何とかしようとするが、限界もある。
これは仲間の三人が離れた場所で予感していて、
予感をみんなで受信して口に出していた。
この逃げている夢少年に、いま日本に来ちゃダメだと叫んだ。

場面が変わって、洞窟で海賊ごっこをしている、
たくさんの子どもたちがいる。
多くは子供のコミュニティにある遊びの延長のようなものだが、
中には過激な集団がいて、殺し合いまでする集団もいる。

夢少年がスカウトした、別の男の子がいる。
その子は縄を使った狙い撃ちが得意で、
洞窟で隠れていた敵の射撃手をはりつけにしていた。凄腕。
そこのボスらしき人は降参したが、その場に夢少年がいない。

夢少年は、離れた別の場所で、本物のボスを倒していた。
夢少年は人の長所を活かす事も上手いようだった。

また場面ががらっと変わり、私自身の家族といる。
晴れた良い天気で、まだ時期は早いけど、桜の花が咲きかけてる。


(補足)
この夢少年は私の尊敬する版権キャラなので詳細は伏せていますが、
要素的にはクールな一匹狼型だけど大人っぽく品はあって、
固い信念や仲間に対する愛のあるキャラです。精神美がすごい。
<この夢>とか、その他多数の夢に出てきてる人。


とりあえずこの夢の結論としては、
「弱さを認めて、決別する夢」だと思いました。

要素が多すぎて、どこから話したらいいのやら・・・・

・・・

とりあえず、この夢で自分が一番印象的だったのは
上の絵に描いたような、
夢少年の表情と首をはねられた人のシーンです。

このなんとも言えない切ない表情、
絵に起こすの難しくて、なんか時間かかってしまった。
ちがう、こんな表情じゃない、これもちがう、なんかこう・・・
みたいなのを繰り返して、やっと近い表情が描けたけど、
まだちょっと違う気がしています・・・

この過程からしても、自分にとってはまだいろんな要素が絡み合って、
形容しがたい複雑な気持ちを抱えているのだと思う。
力不足で悩みは尽きないし、それでも先へ、
やるべきことを実行しなければ、という気持ちが感じ取れます。

首をはねられた人も、
血がでてなくて人形のような無機質な印象を感じつつも、
その様子を見た夢少年は、
「自分を守って犠牲になった」とはっきり情を感じており
自責の念と、これを無駄にしないという使命感のゆらぎをものすごい感じて、
すっごい儚く、きれいで、かっこいいと思った。

この「こころのゆらぎ」<この夢>でもはっきり感じた事です。
大人と子供の間でゆらゆら、中途半端な位置です。

・・・

ここで自分の悩みと、
この夢の日の夜に出した答えについて話します。

率直に言うと、私自身の幸せと恩返しの悩みです。
そして答えが、素直に助け合って、やるべきことを達成しよう、です。

突然の自慢みたいになっちゃいますが、
私は今かなり幸せだと思います。

作家として集中的に活動させてもらえて、
誰もが私を大事にしてくれている。本当に幸せだと思う。
なのに、何でこんなに焦りながら創作して生きているんだろうと、
なんかはっきりしなくて常々悩んでいた。

この焦りの正体が、今回の夢の「逃走」に出てると思います。
犯罪者に追われてる、となるけど、
これって私が思う「わるいこと」とか、「自分自身の欲」とか、
そういうわがままな罪悪感の部分だと思うのです。
あと、「犯罪者」となると自分の中では必然的に「大人」になる。
「大人としての罪悪感」ですね。

けど、そういう「罪悪感」は私が勝手に不安になってるだけで、
ふわっとした存在だし、自分自身の欲は消える事はないです。
よくわからない姿の見えない不安感と欲望が押し寄せてくる。
罪悪感は、自分にとっては人に頼りすぎとか、
家事が完璧にできないとか、疲れて1日寝てしまったとか、しょーもないことです。

・・・

大人と子供のこころの間をふらふらしていて、
「大人ではない大人寄りのお兄さん」の頭を飛ばして、
もうその中途半端な考えをしている意味はないんだよ、と言われた気がします。
首の切断から血が出ず、人形のような無機質さから、
エネルギー枯渇や意味の無さが現れている気がする。

夢少年はしっかりしていても、やっぱ子供です。
おまえはまだ子供だが、成長するし、
ちゃんと愛情も賢さも備わってるから
勇気を出して先へ行け、変に大人と同じ働きをしようとするな、
みたいな、そういう感じな気がする・・・(はずかし)

・・・

おまえはまだ子供だ。

これ、すごく重要なメッセージな気がします。
というのも、恥ずかしいけど自分、親離れできてません。

離れて暮らしてはいるけれど、
なんていうかな。
いい意味で、親離れができてないんです。

というのも、度々ここの手記で家庭事情の話を書いてきたけど、
両親との関係が仲良くなったのってここ数年の話で、
子供の頃は辛い思い出が多くて、とてもじゃないけど美しくはない。
泥沼で憎悪がすごくて、家庭が壊れるんじゃないかと思う事がかなりあった。

そんな過去があるからこそ、
今なんの問題もなく両親と幸せに会話したりできるのが嬉しくて、
もっともっと、この状態でいっぱい時間を過ごしたいのです。
「普通に幸せな家族として過ごした時間」が足りなかったと思う。
足りないから、もっともっと、ってなるんです。

話し足りない、過ごし足りない。
でも、私自身の社会的立場としては大人になってしまって、
今の状態では、そんなことも言っていられない。
いっしょにいられないなら、
せめて胸を張って立派な姿を見せられるようにしたい。

離れていると言ってもしょっちゅう実家には帰っていて、
話をしたりするのだけれど、
ここ最近は会う度に親の老いを感じていて、
あぁ、このままじゃ本当に親の方が先に天国へ行ってしまうのかな、
と感じずにはいられない。
(この事を考えると本当に泣いてしまうので、本心だと思う・・・)

根がネガティブだから、そんなことを考えてしまって申し訳ないのだけど、
ここで私の焦り問題が出てくる。
私に時間はあっても、親の方の時間が着々と減っていってるのだ。

・・・

私の悩みに、根本的に自立したい、という願望がある。
ここ最近は、自分は体も強くないし、
人の助けは必要だ、と割り切る事ができるようにはなってきてるけど、
それは親の助けを借りる事も含まれていて、
今まで育てて来てくれた恩もあるし、
今ちょくちょく助けてくれている恩もある。

親からの自立って、自分の状態からできるゴールとしては、
「私が幸せな姿のまま、私からも親を何かしら援助できる立場になりたい」という状態です。
ぶっちゃけ今、私が幸せな姿しか見せられていません。
親としてはそれで充分だと思ってくれているかもしれませんが、
私はぶっちゃけ恩を借りっぱなしで不満です。返させろ!!!!(わがまま)
今は金銭的にも体力的にも、自分で精いっぱいだし・・・
私から援助できることが、まだほとんどないに等しくて、それが情けない。

そんなふうに、親が生きているうちに、
わかりやすく恩返しがしたい、という願望があるので、
なので創作関連で、できたら結果出して恩返しがしたいなと思う。
胸張って、自分は立派になったという姿を見せたいとも思う。

創作以外でやれよと言われそうな気もするが、
今まで普通に働いたりしてきて上手くいかなくて、
体調崩して親だけでなく親しい人みんなを心配させてしまい、
もうそれはできないと割り切っての今の状態なのです。
私自身も、自宅でやれる創作中心の方が無理なくがんばれますし、元気な姿を継続しやすいです。
(普通に働くのが辛いってだけで社会的に負い目感じて、それが悪い事、にもなってます・・・)

自分がこんな発表活動を頑張ってるのも、その焦りがどうしてもある。
他の人よりも諦めてた期間の長さのせいで経験は浅く、
なら量と内容の吟味で補っていくしかない、と。

・・・

夢の話に戻るけれど、
バイク逃走のあと、夢少年は夢の表舞台から姿を見せなくなる。
話には出てくるけど、姿だけないのです。

しかし、夢の表舞台は洞窟の少年たちやら
友達の叫びやら、夢少年のスカウトした味方やらで、
もうえらいことになってる。

このごたごたの間に、水面下の闇の中で、夢少年がちゃんと動いている。
そして最後は、最初の犯罪者(罪悪感)のボスをやっつけている。
そういう負い目はもう感じないで、自分を大事にしながら、まっすぐ行こうな!っていう。

水面下で息をひそめながら動いていたのは、
せっかく無事に助かったのに見つかって殺されては、意味がないからでしょう。
実際この夢を見た日、実家に行く日だったけど、
親の愛情をめちゃくちゃ感じる出来事があって、頑張ろうって思えました。

こう、人の力を借りて、目立たなくても目的達成のために
思考を巡らせて、重要な事はちゃんと自分で動いて行く。
これ、これでいいんじゃないか自分も。
余計な事を考えてるヒマって本当はないんだなって思います。

・・・

この夢の内容、
ほんとごちゃごちゃで話が前後して申し訳ないのですが・・・
自分の活動方法、今オンラインがメインなんですけど、
特にSNS中心となると、どうしても「目立ってなんぼ」みたいなとこがあります。
それがどうしても苦手で、苦手でもなんとかやってる・・・けどやっぱ本当に苦手です。

けど、SNSを気にしてると、見た目の状態を気にします。
最近また気にしぃになってました・・・
投稿してないと何もしてないように見えて焦るし、
それでも最近は体調も悪かったし、
絵もタイミング的に上げられないものばかり描いていたし、仕方なかった。

手間はかかるけど、表面上目立たなくてもいいじゃないかと。
自分のゴールに届くように、いろんな人の力を借りながら、
自分のゴールを見失わず行動していけばいいじゃないかと。

時には目立たない勇気、みたいなのも、今の時代は必要なのかな。
目立つように!って考えてると、目的を見失いかけます。
目立つことが目的になってしまうので・・・

目的達成のため、自分には何が必要で、
どう動くべきか、他人の印象や表面上の行動に捉われずに、ちゃんと考えを整頓したいと思います。

・・・

最後の場面は、晴れた青空の中に咲く、小さな桜の花。
まだ少しだったけど、この景色みたいに、
ちょっとずつ花が咲くのを楽しみにしていこうかな。

わたしはまだ立場的には思いっきり子供なので、
成長するし、助けが必要なのも仕方ない。
親や関わってくれた人に恩返しができる力がつくように、幸せに生きていきたい。