先日めちゃくちゃやばい夢を見たんですが、
詳しい全貌はちょっと話せないほどグロテスクな夢でした。
夢の話だとグロってそんなに怖くないんだけど、
現実として考えると外道、悪魔の所業。という感じの夢。
・・・
夢見た当日はちょっと気分が悪かった。
頭痛も最近多かったし、肩こりや顔の強張り、
緊張から来る動悸と吐き気がすごかったので、なんか、力が入っていたんでしょうね。
緊張をほぐそうとストレッチをしても、
動悸が邪魔してそれどころじゃなくなってしまっていた。
とにかく、心身ともに休まなきゃいけないなとは、薄々思っていた。
だけど止まるわけにはいかないスケジュールを組んでしまったので、頑張らなきゃいけない。
そんな時に見た、2つのぐちゃぐちゃの夢。
とにかく気持ち悪くてグロテスクなので、苦手な方はお気を付けください。
(全貌そのまま書くとあまりにグロいんで、ちょっと端折ったり緩めに書いたりはしてます)
【1.嘔吐の夢】
※タイトル通りちょっとだけ気持ち悪いので注意。
家族と一緒に住んでいるけど、部屋の仕切りがほとんどない変な家になっている。
真夜中で、みんな寝るところだった。
そんな真夜中に、宅急便が届く。
不審すぎるので、みんな居留守をした。
出たらもしかしたら犯罪者で、殺されるかもしれないと思った。
寝る準備をしていたけど、
厳密に私の場所と言える場所がなかった。
寝床に使えるところは他の家族のもので散乱気味。
途中、突然気持ち悪くなる。
吐きそうになるも堪えて、一人で洗面所に行く。
とりあえず吐き出さずにいられず、のどの奥から出る唾を先に出し切る。
(そこは個別の部屋になっている)
追いかけてきた家族が、私の様子のおかしさに動揺して、一度出ていく。
すぐまた心配してきてくれたが、
そのタイミングで私は嘔吐してしまう。
リアルにあの嘔吐物の匂いが夢の中でしっかりする。
ただ、自分が辛いのは確かだが、
それよりもこの状況の汚い不快さを見せてしまって申し訳なかった。
不快だろうから、かまわないでくれ、と手で遮ってしまった。
自分の苦しさとその罪悪感で泣き崩れそうだった。
・・・
【2.外道の夢】
※めちゃグロテスクなので苦手な方はスルーしてね。
昔話のような、白黒の写真のようなシルエットに、セピア色の世界。
映像を見ている。
(昭和くらいのイメージ?)
学者のようなおじさんが、何かを成し遂げたように喜んでいる。
どこかに上陸した?
そのままその現地にいた外国人のような人たちに、撃ち殺される。
殺された、と思ったけど、まだ意識があった。
おじさんは拷問されているような、ひどいことをされていた。
大きな医療器具のようなもので、
体の臓物をわしづかみに、丸ごとぐちゃぐちゃと取られている。
そのあと外国人の冷たい顔のきれいな美少年が、
そのおじさんの空っぽになった体の中を触っている。
骨と真っ赤な中身がよくみえて、見事に臓器は空っぽだ。
悪い事だとわかってやっていて、
薄ら笑いをして、本当に悪魔のようだった。
ひどいことしてるなぁと思いながら、
その割に驚かずにいる自分もいた。
こんな夢でした。あああ0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
ついでにどっちの夢も寝起きは悪いです。
体調わるかったから見た、というのも正しいですね。
・・・
まぁなので体調を整えれば解決、とは思うのですが、
この自分の体調悪化を招いている原因の一つが、最近の忙しさです。
休んではいるんです。
だけど、気持ちが全然休まらない。
焦りのせいでいろいろ切羽詰まって悩んでしまうし、
ネガティブにもなってしまっていた。
そういう意味でも、今年やったようなスケジューリングは、
私にはキツいという事がよく分かりました。
来年はキツキツにならないように頑張りたいです0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
まぁやってよかったですけどね!
・・・
現実の状況をお話したところで、話を夢の話に戻します。
この夢は、私の「頑張り方」のブレーキになってくれていると思いました。
ついでに疲れがあったので、このような強いグロい夢なったかなぁと。
STOP!って感じの夢でした。
前々から、私の夢には、
無理な方向で頑張りすぎると「おじさん」が登場し、
そのおじさんが怖かったり、または少年が戦うとかもありました。
おじさんは、私の中の夢シンボルとしては、
「世渡り上手な、たくましく成熟した男性的な思考」です。
(女性的弱さがない、という意味でも)
そういう世渡り上手な人って憧れるし、でも、自分には向いてない事もよくわかっています。
でも、いろいろ上手くやってくには、頑張るしかないじゃないですか。
・・・
私は本当に不器用で、
自分が苦手なものでも頑張らなきゃいけない、って、よく思います。
これ、自分で言うのもあれですが、傍から見ると立派だと思いません?
もしくは、苦手なのにやるのアホじゃない?と思う人もいるかもしれない。
私は、どっちを選んでも素晴らしいと思う。
ただ問題だったのは、
私には苦手なことにエネルギーを割く余裕が、元々あまりないということ。
頑張っても苦しくて長続きしないので、
疲れてる時は全然ダメになっちゃうんですね。
自分がやりたい理想と、できる事の現実の剥離がけっこう苦しいです。
そういう苦しみの中にいるときに「おじさん」がいろんな形で登場する。
・・・
今回は「苦手でもがんばりたい私=おじさん」と、
「自分のありのままの欲を守るわがままさ=少年」がぶつかって、
「少年」が勝ちました。
私の「疲れている」という現実の状態を反映した結果です。
今はたぶん、メンタル的にがんばる時じゃない。
おじさんが死んでいないのは、
頑張るのも本当のことだから、だと思いました。
「今は動くな!」の意味で、休むように強制的にエネルギー抜かれた気がします。
(臓物を医療器具で抜かれた、ってのがそれっぽい)
少年がおじさんの空っぽになった体の中を触っているのも、
ちょっと融合的な感じがしましたし、
とにかく混沌だけど、
「頑張る事」も「欲に正直になる事」も、
夢には否定されていない気がしました。
・・・
あともう一つの問題。
「自分のわがままな欲」に対する極端な考え方問題。
これは、1つめの夢と2つめの夢で、よくわかるなぁと思った。
これさ、うつ病の時の考え方をそのまま残して引きずっているのです。
自分の理性で「意識的な思考修正」して対応して生き方を改善してきたものの、
根本的な考え方はずっと変わっていません。
なので、元気じゃないとその「思考修正」を行うのにも疲れてできなくなってしまう。
じゃあ、疲れたなら休んだらいいのに、と思いますよね。
それが「わがままな罪」だと思ってしまうのです。
素の自分はこうです。
理解不能かもしれませんが、うつ病になる人はこう思う人多いんでは。
休む事、休みたいと思う事すら「わがまま」だと思う。
そんなことをわがままだと言っていたら、しんでしまいます。
生き物は休まなければならんのです。
けど、それが「罪」だと思ってしまうので、
バカバカしいお話ですが、
私は人よりも「罪悪感を常に感じて生きている」という重たい生き方をしています。
これはあかん・・・
・・・
夢のどこらへんにそれが?という話ですが、
分かりやすいのは「1.嘔吐の夢」の、嘔吐のシーンです。
普通、嘔吐したら自分がしんどいので助けてもらいたいですよね。
(はずかしいかもしれませんが)
でも、しんどくてもそんな事より「不快感」を見せたくないという、
なんか「そこじゃないだろ」って感じのことを考えてしまっている。
まぁこれはみんな実際に思う事はあるかもしれませんが・・・
この夢だと家族がちゃんと心配してくれているのに、
それを分かってても自分に罪を感じている。
就寝前の状況で休むとき。
みんなで休もう、という時に、
私一人だけ休む事を許されないような、体のしんどさを感じている。
なぜか寝床も決まってなくて、安定もしない。
私が休む場所がないと感じる風景に、これはちゃんと休むところを用意しないとダメだなぁと感じた。
吐き出したのは、
「毒を出す事・苦しいエネルギーの出し方」の意味も含むと思います。
2の夢の臓物の引きずり出しと意味は似てるかもしれません。
・・・
2の夢で「罪」を考える部分は下記の部分。
・悪い事だとわかってやっている。
・ひどいことしてるなぁ、と思ってる。
この部分が「罪悪感」のことを言ってると思う。
私の夢では「少年」は私のことを肯定してくれる存在です。
ただ今回はまじでやりすぎじゃね?って思ったので、ひどいことしてるなぁと思った。
「少年=肯定」と考えると、
がんばりすぎな状態を止める事を肯定して、この行動をしていると思う。
でも今回は私も頑張りたくてメンタル麻痺状態だったので、
このままだと気持ち的に無理をすると思って、わざわざひどい描写にして警告を出した。
こんなに怖かったら考えるでしょ?って。
そんで、私は「休む事・動けない事」に罪悪感を持っている。
だからその状態を「悪い事」と分かって、少年はストップをかけている。
その「悪いと思う気持ちを肯定しろ」と言われいるような気もする。
・・・なんて言えばいいんだ。ややこしいね。
私が勝手に「悪い」と思っている、
「休む事・動けない事」その状態を肯定しろ。
悪いと思っているのは分かってるけど、
止まっていいんだよ。てか今は止まれコラ。
って感じかな。
うん。やっぱり私の罪悪感自体も、否定されてない。やさしすぎる。
少年自らが悪魔になり、「悪と肯定」の意味を複雑に絡ませている。
ちょっと冷たい印象で私を引かせたのは、
少年が、俺自身を受け入れすぎる必要もない、という感じにも思える。
おじさんも結末的には殺してないし、
今回は今の私にあるべきメンタルバランスを教えてくれたような気がする。
すごいね夢の絶妙な距離感。
そしておじさんほんまごめん。
いたかったよね。私の努力がヘタで、ほんとごめんね。
夢の中のおじさんの悲痛な叫びが、こころに引っかかっている。
そしておじさん絡みの
「昔の辛い考え方が復活してきてるよ」ってのが、2の夢の冒頭。
過去のようなセピア調の色味だと思う。
昔あったことだよ、って。
・・・
まぁ、総合して、やっぱり最終的には自分を大事にしないと、
自分が辛いだけ周りの人も辛いんだよ、と言われている気がしました。
今の頑張りを緩めるわけにはいかないけど、
こころだけはゆとりを持っておきたいね。
そう、こんだけの怖い夢でも、
夢分析の考え方の前では癒しの夢になるのです。
本当に、ありがとうわたし。夢。