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流夢
憑依の夢2023年04月18日 

もんのすごい視点と意識が切り替わる夢を見た。
起きてから夢のメモを読むと目まぐるしいんだけど、
どの場面も夢見てる間は、
段階を踏んで、すっきりと整頓されていると感じた、不思議な夢だった。

だいたいこんな感じ。
とてもややこしいです。長い記事です。_(:3」 ∠)_


私は学生のようで、周りよりも準備が遅れていた。
急いで行っても、エレベーターに乗り遅れる。
しかたないので、もう一人遅れた女の子と階段で向かう。
登っているか降りているかよくわからなかった。
たぶん、最終的には降りていたと思う。

途中の階で見かけた好きなキャラ。
他の何かと合体してたけど、
合体しても声がそのキャラのままで、
尊すぎて顔を覆って尊くなってる(急なオタク)

底に降りて着いた場所は、
ほとんどの床に着地してはいけない、
踏んでもいい足場を渡らないと進めない、めんどくさい場所だった。
先についていたと思われる人たちは、なかなか進めない。
私はいつのまにか流夢くんと合体していて、
飛べばいいと空中を飛んで移動し、周りより先に進む形になる。
なんか化け物が出てくるけど、
それと悪い顔した流夢くんが楽しそうに戦う。

(ここで流夢くんいなくなってる。)

先の合体した尊いキャラクターの男の子は、母親を大事に思っている。
どこかに母親がいる。母親を守りたい。
母親が誰かのもとに向かって、そして憑依しているはず、という事を分かっていた。

どこかで倒れたお姉さんがいて、その母親が憑依していた。
お姉さんも意識でそれを感じていて、
あの男の子は母親をこんなに想っているんだ、と感じて愛おしい気持ちでいる。
お姉さんの体が腐って黒くなっていく。
同時に男の子は、母親の死を察知して、叫ぶ。

「母親」というものはお姉さんの体をのっとるような形になる。
けど腐っていはいてほとんど化け物で、
片目は赤い何かがでてきて気持ち悪い。(とは思うが不快感は無い)
何か復讐心のようなものを感じるものの、わるいだけではない強い意思も感じた。
なにかを決めたような感じがする。

ここまで目線は二人称視点だけど、どれも自分で意識を感じ取っていた。


また「母親」が出て来てますね。
前回の夢と同じく、また飛んでますし、
いろいろ焦りもあるけど、こころの整理も兼ねているんだと思います。

どこから考えれば・・・というか、
最近の自分はもうほんとメンタル整理を夢に任せていて、
現実との二人三脚でバランスとっている感じで、
あんまり夢分析しなくても良くなっています。
なんとなく言いたい事が分かるというか、夢を見てるだけで休まってるというか。

ただ、この付き合い方の結論にたどり着くには
夢分析の考え方は知っているからこそ、
夢を本当に信頼しているからこそですので、
夢分析が必要ないってことは無いかなと思います。
なので今日も今日とて、日常である夢分析っぽいことします。

・・・

まず、場所として気になるのが「学校」です。
実は自分は本当に学校関連の夢をよく見ます。
いろんな年代の頃の学校というニュアンスが出てくる。
今回は、一番最後に通った一番楽しかった学校。
クリエーターとしての社会的な楽しさを知った時代でした。

そんな感じでも、やっぱり自分はのろまなので、
みんなより出来ない事や遅い事がたくさんあった。
これは今でもそうだし、重く感じている事です。
私は、人よりも何もかも遅い。
そしてそれで迷惑をかけてしまう事がたくさんあったりする。申し訳ない・・・・

その描写が、もう一人巻き込みで遅らせてしまった、女の子の描写なんだと思う。
人に影響が出てるよっていう。
ただ、その子は私への悪口みたいなのは、口には出さなかった。
大人な対応だったと思います。
これ以降出てこなくて、どこにいっちゃったかは分かりませんが。

どこにいっちゃったか分からない。
うーん、これ・・・今のリアル状況に似てるなぁ
そうです、あの時の友人、みんな何してるのかなぁってちょっと気がかりだったりする。
自分は迷惑かけてた方だと思うので、
なんか・・・いろいろあの時代のことをすごく抽象的に描写してるなぁと感じます。

・・・

階段での移動は、自分の足で責任もって動いている証拠かなと感じました。
エレベーターだと、「自動」って側面があるので、ちょっと何かに頼ってしまっていますし。
同じ道に続いていても、楽さが違います。
私は、遅れた分の責任は自分で取ろうと、
自分が疲れてでも自分の足で向かった。
これ今の自分の焦った活動方法そのものですよね・・・

上がってるか下がってるのか分かんなかったのは、
まぁどこ行ってるか自分でも分かってなかった感じです。
ほんとに分かんねーもん今も!
最終的に下がっていったのは、夢の方の判断で、
先にこっち見て行こかって感じじゃないかな。
ハイヤーセルフ視点は後回しな!って。

途中で推しキャラ出て来てオタクになってんのは笑います。
道中の癒しすぎる。しゅき。
合体しても失われなかった推しの強い要素がもうかっこいい。
このキャラは私がこの学生時代からしばらく、
人生の教訓にしていたかっこいいキャラです。
この「だいしゅき」で、なんか感情回復していたような気がします。笑
回復ポイントかな???

そしてやっぱりこの考え方は必要だ、とも思えた。
うつ病になった後は無理の元になっていたので、
自分には向かないと再び持つことをためらっていた勇ましいこころ。
合体していた別のキャラは、
ちょっと怖がりの、のんびりしたキャラでしたが、それが私にも重なると思います。
また一緒にがんばろうねって感じな気がした。

・・・

そして降りて底にたどり着いて、
先にエレベーターで行っていたはずの人たちが進めずにいた。
まるで、ウサギとカメ。追いついてしまった。

まぁ発端はのんびりしてた私がわるいのですが、
結局、世間のルール守ってテキパキ手際よくやっていっても、困る事があるってことです。
用意された足場を渡らないと進めない。それがその描写では。
とても渡りづらそうです。

そこで私はいつの間にか流夢くんと合体して飛んでいます。
飛ぶなとは言われていないですもんね。笑
ルールに捕らわれない、自分ができることで柔軟に進め。
・・・とも受け取れます。
それはちょっとズルなんじゃないか、とも思うけど、
これは流夢くんが悪い顔して楽しんでるのがもう面白いです。

でも、悪い顔はしていても、流夢くんに悪意はない。
ちょっと話飛ぶけど、
私が悪意の象徴として作ったキャラの歪御くんを語る時に、
自分のしている事を「悪」だと思わない、というような事をよく言います。
それと同じことかなぁと思いました。
別にこの行動は「悪」ではないのだ。
ただ、「他人から見たら悪なんだろうなぁ」って感じはあるから、
流夢くんがそれを楽しもうぜって、悪い顔で楽しんでる。ふはは

・・・

けっこう、周りに比べてとか、マナー的にとか、この空気では、とか、
私はルールや人に言われてない事に対して、
人と比べてかなり細かく気にしすぎるとこが強いので・・・

少しそういうブレーキ外して、
マイルールで進めばいいんじゃないの?と流夢くんに言われたような気がします。
今回もほんとに、飛ぶな、とは言われてないし、
更に足場には一切つかないため、
「床に着地してはいけない」というルールは意外と守っている。
ルールは破ってないのだから、堂々と進め、かなぁ・・・ありがてぇ・・・
(まぁどうせ現実は心配性すぎてちゃんとルールは守りますし)

魔物みたいなのと戦ってるけれど、それも戦闘を楽しんでいます。
魔物はよくわかんなかったので、私の不安の形だと思っておきます。
楽しくて優勢だったので、大した問題じゃないんでしょう。いけるいける。

従来の闇耐性のある少年の役割を、流夢くんがしてくれてました。

・・・

ここまででも長いですが、
次は「母親」の場面のこと。

推しキャラ男の子が、「母親」を大事に思ってる事。
お姉さんは、知らないけどなんとなく自分に似ていた事。
そのお姉さんと「よくわからない母親」が混ざって、お姉さんが死んだこと。
お姉さんを犠牲に「母親」がアンデット的にちょっと違う感じで甦った事。

まとめるとこんな感じなんですよね。

推しキャラは勇気と努力の象徴。
そしてよくわからないその醜い母親は、
最近の自分の状態を合わせると「過去の母親像」です。

学生~社会人初期の当時、その推しキャラを教訓にするにあたって、
そもそもそうしなければいけなかった原点・理由は、
その「こわい過去の母親」が原因であり、
考えてみれば、意外と切っても切れない関係でした。

こわい母親に支配されない為に、強い自分が欲しかった。
自力で、一人でも頑張れる自分になりたくて、その推しキャラに憧れていた。
そしてそのように動いていて、当時はそれでうまく行っていた。
ある意味母親への反発心で、いろんなことがうまく頑張れていた。
結局一時的なもので、無理がたたって心身壊しましたが0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
でも、本当に夢を実際につかむ努力ができていたのは事実。

・・・

推しキャラは、母親の場所が分からなくなっています。
私のこころの中では、存在理由の一部だとも思います。
こわい母親像が先にぼんやりしていってるので、
私のこころの中の構造として、本当に位置が分からなくなってたのかと。

母親の死を察知して叫ぶのは、一応原動力の一部であったので、
本当に自分の中の推しキャラとしては大事なものだったんだと思う・・・
ほんとに、こころって色んな要素が絡み合ってるのな・・・

・・・

そして私に似ているような気がしたお姉さん。
お姉さんに母親が憑依していました。

推しキャラとお姉さん。
離れてはいるのに、お姉さん側は推しキャラの気持ちを察知しています。
本当に大事なんだ、と。すごく愛おしい気持ちだった。

まぁでもそれはそうで、
こわいって言っても、なんだかんだ頑張る力の一部にしていたのです。
推しキャラ信仰は頑張る力の象徴ともいえて、
その燃料はその「こわい母親」でもあり、
無ければ成り立たなかった存在ともいえる。

・・・うーんなんて言えば。
「こわい母親」と「推しキャラ」は紙一重、みたいなニュアンス?
互いに存在理由があったと思うと、愛おしくもなりますよね。

これはたぶん、こころが圧倒的に楽になる「許容」のフェーズかと思います。
許せた後は、とても大きな「愛」になる。
たぶん今、私の中で意外とけっこうすごい事が起こってる。
わざわざ流夢くん増やして、
私にとっての改革・聖なる夢の「しろい夢」にもしてきてますし。

・・・

最後、私に似てるお姉さんは腐敗してきて
「こわい母親」に乗っ取られてる。
普通に見た目怖くて、目がなんかグロくて気持ちは悪いんだけど、
意外と不快感はなくて、好奇心でその目の気持ち悪い動きを見つめていた。

復讐心のようなものを感じる。
しかし、「わるいだけではない」という強い意思も感じている。

この復讐心ってのは、
母親っていうか「私自身」が持っていたものな気がします。
がんばってた当時、絶対言う事聞くもんかとか、
自分の考えた道を行ってやるとか、そういうやり方で頑張っていたので・・・

そんな母親に体を明け渡している。
乗っ取られる前に、
「母親を思う推しキャラの愛おしさ」を感じて意識を手放していたけど
なんか複雑なんだけど、
ふつうにこれは「こわい母親を許した」ってことで良いと思うんです。
そしてそれによって、「終わって生まれ変わった」って事だと思います。
私に似たお姉さんががしぬような描写はそういうことでは。

母親を消すんじゃなくて、「私」に保存するような。
いるから、忘れないから、推しキャラのこころも存在できる。
ただ、頑張り方として、必ずしも紐づける必要はもうないのかなとは思う。

「わるいだけではない」と言っているように、
必要なんだなと思うが、こころの構成が変わった感じはします。
復讐心はたぶん私のもので、
それをこわい母親自体に混ぜて、
気持ちの原因の所在・時間軸を一致させたというか。

昔は「推しキャラ信仰+復讐心」で、こわい母親を敵にしていたけど、
今は敵(努力の対象)が変化したので・・・
「推しキャラ信仰+純粋な努力」になり、
完全に過去のものとなった「こわい母親+復讐心」は、
今は別のもの、という整頓をしたような。

復讐心とは言ってるけど、
先の気持ちの所在の話でも語った通り、
ぶっちゃけもう過去の事で、今はそんなのない。

完全に過去の事なんですが、
自分の知ってる「頑張り方の原動力」が復讐心だったことは事実であり、
またいろいろと勇気を持って努力を始めるにあたって、
同じことはできない事の整理整頓、
決別の決意の感じもあったのかもしれません。

こころの傷の時間軸の一致という概念は、
アメリカ先住民族のインディアンの夢の考え方によるものです。
いろいろ学ぶと解釈ひろがるぅ~~~↑↑↑(急にオタクハイテンション)
だから夢分析はやめられねぇぜ!!!一生おもしろい。

・・・

あと、別の意味として「性別の統一」もちょっと含まれてると思います。

「男の子」の推しキャラより、
「女」である私自身に「こわい母親」を紐づけて、私のペースでなんとかする感じ。
うん、私はな、本当の男子ではないからな、
同じ頑張り方はまた無理があるよなって・・・
最近ほんと思うよ。
体の性別が違ったら、また違った考え方してる事って、いっぱいあるんだろうなぁって。

最後にその母親が「決めた」と何か決意してるけど、
それが何かはちょっとわからなかった。
ただ、かなり強い決意で「決めた」という感じがした。
この「決めた」ものは、近々なんなのか、こころに現れてくるかもしれないね。

等身大のわたしでやっていくための儀式っていうかな・・・・
毎日が生まれ変わりの儀式・・・夢尊い・・・( ˘ω˘ )
夢・・・ありがとな・・・