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流夢と夢うさぎ
奈良旅行20232023年12月16日 

★下記の日時に応援拍手をして下さった方、ありがとうございます!
元気を頂けます・・・!

・12/12 17:54、18:49、19:14
・12/13 10:23、16:08


11月9日~10日の2日間、奈良県へ旅行へ行っていました。
すぐ日記を書きたかったんですが、
メンタルが終わっていたのと、
いろいろ忙しかったのもあり保留になっていました0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

やっと書ける状態になったので、のんびり書いていきます。

・・・

~~1日目~~

◆ならまちエリア

奈良公園の近くにある、商店街をのんびりと歩いていました。

商店街はどっちかというと細い道でコンパクトな印象を受けましたが、
これがまた懐かしい雰囲気も残っていて、歩いていて楽しかったです。

アンティーク着物屋さんも点在していて、
けっこう安く売っていたのでびっくりしました!
気に入るものが無くて買わなかったけど、
観光地だと無条件に高いイメージがあったので、おみやげにもしやすくていいなぁと思いました。

・・・

◆藤影堂さん

とある画家さんの本に載っていた
ポストカード&ギャラリーの「藤影堂」さんに行きたくて歩いてきました。

奈良ホテルの近くの路地に行くと、
古民家の建物の藤影堂さんが見えてきて、訪問させて頂きました。
ちょうど陶芸作品の展示をやっていて、カラフルでかわいい作品を見つつ、お店の方が整えているお庭にも癒されました。
ちょうど、ツワブキのお花が綺麗に咲いていて、楽しませて頂きました。
こういうお家に住みたい・・・・

さまざまな作家さんのポストカード作品もたくさん販売していて、
お店で直接ポストカードのお手紙を送る事もできたので、
プライベートで文通している方に、ポストカードで記念にお手紙を送らせて頂きました。笑
旅行先からお手紙を送るってのはやったことがなかったので、楽しかったです。
素敵な体験をありがとうございました!!!
また近くに寄る事があったら、遊びに行きたいです。

・・・

ならまちカフェさん

帰りのタイミングで、
古民家カフェの「ならまちカフェ」さんにも行きました。

今はギャラリーとしては休業中で、普通のカフェとして営業されていました。
過去に開催された企画展のDMがずらり。すごい。

店主さんも絵を描かれる方で、
テーブルや入口の本棚に、スケッチブックがたくさん。
メニューにも絵が。思い出の写真のような絵にほっこりしつつ、
フルーツホットケーキを頂きました。柿がおいしい!

ならまちには鬼の伝説があるらしく、
鬼の話は好きなので、また調べて知りたいと思いました。
この話は藤影堂さんで聞いたので、全然知らなかったです。
こういう土地の伝説があるっていいよねぇ

・・・

菅原天満宮

夕方になる前に宿泊先に付きたかったので、早めに出発。
途中で日本で最初の天満宮と言われている
「菅原天満宮」に寄り、お参りして、お守り鈴も購入。

牛や梅をモチーフにしたものが多く、静かな環境でほっこりしました。
春には境内の梅の花が綺麗なんだろうなぁと思い馳せる。

この後は、法隆寺方面の宿泊施設に向かいました。

・・・

~~2日目~~

◆法隆寺エリア

朝から雨が降っていたものの、小雨で済み、途中で止むことも多くてよかったです。
実はこの時点で自分のうつ症状がけっこうひどく、
朝歩いてても上の空で、一緒に来ていた家族に申し訳なかったです・・・
ただ、回ってる内に好奇心のテンションが上がってきて、
居る間はうつ症状が抑えられていました。連れて来てくれてありがとう!!!

順番に語っていきます。

・・・

◆夢殿「救世観音菩薩立像」

目的の内のひとつ、期間限定で拝観できる
「救世観音菩薩」さまを拝観するため、
夢殿のある東院伽藍に真っすぐ向かいました。

昨年拝観時は厨子が空いておらず、
夢殿の内部しか見られませんでしたが、
今回はご開帳の時期で開いている!感動しました・・・!

こちらは聖徳太子を模したものと言われていて、
お顔や身長はご本人に近いと言われています。
また、明治時代までは、開帳したら呪われるとまで言われていたらしく、
秘仏として厨子も開けられず保存されていた為、状態は比較的きれいに残っているそうです。

木造とは思えないほど、比較的多く残っている金箔、
優しい雰囲気が出ている衣や蕨手の表現がすばらしくて、見とれてしまう。
他の方がどんどん来るのに、私だけすごい居座ってしまってだんだん気まずくなってくる(いつもの)

だいたい満足したところで、とりあえず夢殿を後にする。
たくさん見せて下さってありがとうございました・・・!

・・・

◆中宮寺

東院伽藍から入る事ができる「中宮寺」というお寺があります。
<公式サイト>

法隆寺とはいちおう独立した別館扱いですが、
法隆寺の東院伽藍からしか入れない為、現在は実質法隆寺の一部になっています。
昨年は他の場所を回って力尽きていた為、ここは行けませんでした_(:3」 ∠)_

境内を進んでみると、大きな建物が見えてくる。
なんと、池の上に柱が立ち、その上にお寺が立っている。
この幻想的な構造の光景を見て、なんだか懐かしい気持ちになる。

・・・

お寺には、池の上の橋を渡って入れるようになっている。
しとしと降る雨が、池と共鳴してまたいい感じにこころが落ち着く。
お寺の概要を説明する音声ガイダンスが親切に流れていて、それをお寺の中で聞く事ができた。
みんな靴を脱いで畳に座り、ガイダンスを聞きながら、お寺の中を目で見学する。

本尊は、「如意輪観世音菩薩」で、国宝に指定されているものです。
やさしいアルカイックスマイルが、世界三大微笑と呼ばれているらしい。
なんも知らずに来たら、すごいものだった_(:3」 ∠)_

すぐ隣には、「聖徳太子二歳像」という
太子の2歳の頃を模した像があり、
着物羽織が頭からかけられているのが、とてもかわいかったです。
でもとても2歳とは思えない凛とした表情で、
この頃にいきなり合掌して「南無仏」と唱えた伝説があり、あまりに賢すぎる伝説にびびります。

ここは見ているだけでこころが落ち着いて、
ずっとここに居たい気持ちになっていました。

・・・

本尊の左手側には、「天寿国曼荼羅繍帳」という
刺繍作品の複製があり、これがまた良いもので。

聖徳太子が薨御されたことを御妃様が嘆き、
太子が往生した先を「天寿国」として、そこで過ごす様子を刺繍にしたもののようです。
要約としては、聖徳太子の向かった天国での
幸せな様子を描いてるもので、すごい愛を感じました。

個人的にこの刺繍の世界に、
月にうさぎが居る様子が描かれているのが和んで、
好きすぎてその絵がプリントされた懐紙入れを購入しました。笑
だって発想も含めて、うさちゃんかわいいんだもん・・・・

・・・

そして先に語った、ここの寺の佇まいが懐かしいと感じた件について。
他の人ももしかしたら感じている方は居たのでしょうか・・・

私はこの景色を見て真っ先に思いついたのが、
自分の幼いころの夢でした。

形は違えど、海と言えるような場に立っている寺のような場所にいて、
そこから景色を見続けている夢。

該当の子供の頃の夢はもっと「死」を感じるような怖い夢でもあったのですが、
この中宮寺の「池の上」に「柱」で立っている「寺」という景色。
他にもたくさんありますが、私は初めて訪れたのに、
子どもの頃のあの夢の感覚に似てる事にすごいびっくりしました。
やっぱなんかこう、懐かしいって感じる人間の原風景みたいなのって、あるのかなぁ。

そんな事を想い、中宮寺の精神的な美しさを堪能して、
法隆寺の西院伽藍へ。

・・・

◆西院伽藍~大宝蔵院

けっこうな時間を夢殿と中宮寺に使ってしまったので、
今度は西院伽藍の時間がなくなる。
昨年とは反対の時間配分です。笑

でもせっかく来たので、回廊から大講堂の仏像さまを見て通り、
百済観音像さままで見て、先に夢違観音様のポスターを購入。(早い)

聖霊院にも寄り、聖徳太子さまへの感謝のお参りのため、拝観させていただく。
ここはいつも人が多くて大人気です。

・・・

そして楽しみにしていた、大宝蔵院の夢違観音さま!!!

昨年は北海道の企画展へ行っていらっしゃったため
お身代わりの展示でしたが、
今回は本物を拝観することができました・・・!

本物ということで、気になったのは背面の金箔の残り方や傷感でした。
長い時代で残ってきたんだなぁと感じる証拠。特に金箔の残り方がリアル。

そしてやっぱり、何度見てもかわいらしい表情とお姿。
白鳳時代の仏像はみんなとてもやさしく穏やかで好きですが、
夢違観音さまは小柄でふっくらとした童子のような姿なので、本当に癒されます。

案の定、好きすぎて30分以上はその場にいて
ぐるぐると観察してしまい、不審者気味に。
後ろで見ていたスタッフの方が寄ってこられまして、
そんなに何かあったかな~みたいな感じで夢違観音様を覗き込み始める。
恥ずかしい0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_
ただの大ファンなだけなんですあやしくないです。

ちょっと気まずくなったのでいったん他のも見つつ離れて、大宝蔵院を出る。
足も痛くなっていたので、出た所にある休憩所で家族と休む。

でもやっぱりまだ見たかったので、私だけもう一度再入場して、数十分見る。
そろそろ時間も迫って来ていたので、満足して出てきて、休憩所に戻る。
この時から止んでいた雨も、また少し降ってきた。

境内で見つけたかたつむりがかわいかった。

かたつむりくん
法隆寺のかたつむりくん。

休憩所ではおみくじやお守りとかも購入できますが、
法隆寺ではまだ一度もおみくじしていなかったので、
神様のお声も聞いてみたくてやってみる。

この日はうつ気味な自分だったのですが、
おみくじには
「元気出せ、つらいかもしれんが、時間が経てば大丈夫(要約)」
・・・な内容が書いてあり、何だか笑ってしまった。
大好きな法隆寺でそんなことを言われたら、元気出ないわけがない。
ありがとうございます・・・!

「夢」の文字が書いてある夢お守りも新しく購入し、
次の目的地もあるので、法隆寺を後にする。
今年もありがとうございました( ˘ω˘ )ここはいいところだ。

・・・

◆長谷寺

奈良に来てもう一つ来たいと思っていた場所です。
真言宗豊山派の総本山のお寺です。
<公式サイト>

と言っても、ここについて自分が知っている情報としては、
「平安時代の夢告文化」で特に有名な寺のひとつという情報だけでした。
それ以外の事前情報は調べずに行きました_(:3」 ∠)_
(唯一知ってる情報がマニアックすぎる)

そのネタバレ無しな状態がいい意味で驚きと感動を下さいました。
事前情報無しで行ってよかったかもです・・・!

着いてもまだ雨が降っていた。
しとしと小雨だったけど、今日はもう止みそうにない。
雨の落ち着いたお寺を楽しもうと思う。

お腹が空いていたので、
まずはふもとのお店でよもぎうどんとゴマ豆腐を頂きました。
ゴマ豆腐がダークホースでめちゃくちゃおいしくて、
先におみやげでゴマ豆腐を買ってしまいました。
もちもちぷるぷるでめちゃうま・・・・・ごちそうさまでした!

おなかいっぱいになって、早速長谷寺へ。

・・・

◆登廊~宗宝蔵

大きな仁王門を通り、まず、写真で見たと通りの、
とても美しい登廊を通る。
まぁるい灯篭が特徴的で、美しい。
通っているだけで心が洗われるようで。

登廊

ただ、本堂までの道がずっと上り階段で、思ったよりも長くてびっくりしました。笑
前情報無しだったので、こんなに長いと思っていませんでした・・・

本堂までの途中で、「宗宝蔵」という宝物を飾るところがあって、
それをまず拝観しました。
地獄の審判者を模した像や、平安、鎌倉時代の迫力ある数々の仏像を拝観。
どれも色が落ちたり腕がなくなっていたりと、
かなり年季の入った感じがあって時代を感じます。

しかし、大きさや表情、重量感などの迫力はまじですごくて、
法隆寺のおだやかで優しい仏像を見た後だと、
平安~鎌倉時代の厳しさや、絶対的な支えが欲しくなるような気迫が伝わってきました。
安心、というよりは、絶対的な心の支えっていう感じが強いです。

迫力に圧倒され、登廊に戻り、再び登り始める。
途中で普通に気軽そうなカフェがあったりして和みました。
けっこうテーマパークみたいに遊びに来ていい感じなんだね・・・?

もうすこし
もうちょっとで本堂に着きそうな時の写真。

・・・

◆長谷寺の本堂

やっと来た!!!!!という感じです!!!
ここが目的でした!!!!
夢告参籠の聖地。ここで多くの人が夢告を得に、眠りに来た・・・

まずはお参りです。
3つの仏像様がいらっしゃって、順番に拝観させて頂きました。

最初は「難陀龍王立像」
肩に龍が乗っているのがかっこいい・・・・

次は本尊の「十一面観世音菩薩立像」
これがもう圧倒されまして・・・・・・
想像してた50倍くらい(気持ち)の大きさで、
見た瞬間感動で泣きそうになってしまいました。すごすぎました。
恥ずかしくて泣くの堪えましたが、一人だったら絶対泣いてました・・・・

まじですごいので、人生で一度は見て頂きたいと思うほど。
見てるだけで救われるというか、そんな気がしてもおかしくない。
本当にすごかったです。
この本尊様の前で眠るなんて安心するしかないでしょ・・・・

3つ目は「雨宝童子立像」
天照大神としても祀られている仏像さまで、
ふっくらとした顔立ちがかわいらしくもありました。

・・・

お参りをしたあと、
本堂のまわりをゆっくりぐるっと見学させて頂きました。

本当に広い本堂で、ここで昔の人は夢告参籠をしにきたのかぁ・・・と思い馳せる。
たしかにここなら広くて、たくさんの人を収容できる。
しかも山の上で静かだし、
こんなすごい仏様の前で眠れるなんて、安心感すごかっただろうな・・・
わたしも寝たい・・・(:3[___]

本堂

しばらく本堂の中を堪能したあと、
もう一つ予定していなかったところを見たくなる。

・・・

十一面観世音菩薩立像 特別拝観

実はこちらのお寺でも、
時期的にちょうどよく本尊様の特別拝観を行っていまして、
追加料金で「十一面観世音菩薩立像」の足元近くまで見られるイベントをやっていました。

拝観料金を納めると、縁起物の紐でできた腕輪を頂きました。
ありがたや((´ω`))
特別な通路を通り、本尊様の足元へ向かう。
通路は私が真っすぐ立って、ぎりぎりスレスレで通れる天井の高さでした。
(160cmくらい)
昔の人って本当に身長が低かったんだなぁと分かる高さでもありました。

いざ本尊様の足元に付くと、めちゃくちゃ大きい御足で・・・
見上げると、あの大きな本尊様にまた圧倒される。
実際、足元を触っても良いらしく、撫でてご利益を頂いてくださいと書いてある。
ありがたくナデナデさせて頂きました・・・!ほえ・・・・・

本当に木でできてるんだなぁと、触って質感を感じる。
重要文化財に触ってしまった。ありがたすぎる。

本尊様の周りには、表からは見えないたくさんの仏像さまや絵に囲まれていた。
ここでは語り切れないくらい!
本尊様の裏に、この本尊様か飾られる前に
信仰対象とされていた小型の像が大事に安置されていました。
表になくても、ちゃんとずっと大事にされてる。いいなぁ

・・・

じっくり堪能させて頂き、出てきた後もまた本堂をぐるっと見ていました。
ここが夢告参籠の聖地のひとつ・・・やっぱ、歴史に想い馳せるって楽しいです。
長谷寺に通っていた清少納言も、ここのどこかの個室で過ごしていたんだなぁと考えたり。

実際に来てみると、
今すぐここで寝ていいよって言われたらたぶん寝れるとも思いました。笑
本尊様のありがたみの説得力がまじですごいというか、
ほんと見てるだけで安心するんですよね。

しとしと雨の降るお山の景色も見て、
そろそろ日が暮れて来たので、帰る為に下り始める。

本堂のまわり
本堂のまわりの景色。

途中にあったお土産屋さんで、長谷寺ガイドブックを購入。
思ったよりも「夢」についてはあまりプッシュされていない。
ガイドブックやWEBサイトを見ると、ちょこっと書いてあることがある程度。
基本は平安貴族の日記作品の記録から分かったものなんでしょうね。

平安時代の当時は寺で夢告参籠することは珍しくなかったでしょうし、
他にも有名なお寺もある為、特別な事でもないかもしれないです。

・・・

夕方から来たので全部は見られず、とりあえずまた来たいと思いました。
宿場町もけっこう賑わっていそうで、
今度はここに泊まって、長谷寺で一日過ごすのもいいなぁと思いました。
余裕があれば、橿原の方にも行けそうでしたし、
また奈良へ来る楽しみが増えました!

こんな感じで奈良の旅行へ行ってきましたが、
ほんと、奈良はやっぱり、
仏教が国の文化として機能し始めた最初の土地、
というだけあって、優しいなつかしさを感じる純度が高いです・・・!

また遊びに、学びに来たいところです。