手記

  • カテゴリー

  • 過去記事

おめめ
眼のはなし2021年03月12日 

こういう目って嫌悪感というか気持ち悪さすごいよね。
・・・目にみえるのかなこれ???
とにかく、この白目むきそうなギチギチした感じの目。
その気持ち悪さが好きです。

急な自分語りになりますが、なんか「目」って自分にとって大事な事なので語ります。
このサイトたぶんどんどん不気味度上がっていく。
伏線はもう既に幼少期にあった感じがしました。

ふと思ったことなんですが、自分は今までも「かわいい絵」をよく褒められてきました。
かわいい絵柄なのは理解しているけど、最近それが全く描く気が起きない。
なんでかな~なんでかな~あんなに描いてたのに~って、普通に疑問に思ったんですね。
逆に今まで隠してきたダークな面を出して描くようになってきたのはなぜだろうと考えました。
たぶん、「本当の自分を見せたいから」だと思います。

実は、園児時代にはもうこういうものが大好きになっていて、
上の絵のような目をラクガキしたノートがあったのを覚えています。
かわいいピンクのノートに、ギチギチの不気味な目の絵。
まだ小学校にも上がっていないのに、これは人に見せたらやべぇだろと理解していて、ノートを隠していました。あたまいい・・・

何がきっかけになって好きになったかははっきり覚えていないのですが、
たぶん幼少期に見ていたゲームやアニメの不気味なものに影響されてきたんだと思います。
ゲームなんかは特に、昔は規制もゆるくて強い描写のものが多かったと思います。
それしか思いつかない。読んでもらってた絵本も特別怖いものではなかったし。

まぁそれはそれとしても、やっぱり小さい頃から不気味なものが大好きだったのです。
特に、こういう目は、本当に好きでした。
わざわざゾクっとする為に、一人で描いていたので変態だったのかもしれませんね0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

ただ、こういうのが好きな割に、こわい話は本当に苦手でした。
テレビとかゲームとか、こわいものいっぱいあって、全然見れなかったんです。なぜ・・・
夜のトイレも一人で行けませんでした。なぜ。

なぜこんなに小さな頃から、「怖い」事に興味を持ち、見つめて、感じていたのか、本当に不思議です。
同級生とかも怖いの苦手な人ばかりで、やっぱり一人で「怖い」事を楽しんでいました。
トイレをかを怖がる割に、「おばけが怖い」とも親に言ってない気がして、いったい何が怖くて、トイレに怯えていたのかも分からない。

「怖い事」が、完全な変態一人趣味になっていたな・・・
なので、人と違う事を強く実感していて、こういうものが好きだというのはあんまり言えなかったんですね。
そしてそれは大人になるまで引きずりました。
今、やっとの思いで、小出しで好きだという気持ちを創作で表現しています。
まだ全然足りない。もっと表現できるようになりたいな。

そんで今更、こういうことを思い出して、
「ギチギチの目」の事を思い出したら、急に愛おしくなって、自分ってほんまこの目の事愛してたんやなって笑ってしまいました。笑
よくわかんないけど、昔から目だけのキャラとか好きだったし、それが甦鬼にも反映されすぎてるし(よくあるデザインだけども)
なんか、こっちをはっきり見てるというより、白目むいてる気味のギリギリこっち見てない目、みたいなのが好きだったようで、なんか意味あったんかなぁ。

やっぱ、見られるって怖い事だし、おばけがこっち見てなければ安心、みたいな心理とかあったのかな。
あんなに怖がりだったのにおかしいもんね。
自分でこちらを見てないおばけを作って、安心してたのかなぁ。
なんだか、そんな気がしてきた。
あとおばけと仲よくなりたい妄想もセットでよくしてたので、怖くない世の中に居たかったのかもしれない。
これは今でもとても思う。おばけと仲良くなりたい。
まぁそれでも、この目実際見たら超怖いけどね。笑

恐怖は永遠のテーマだなぁ。こわいもん世の中。
そして、自分も。

★追記★
たぶん子供の頃憧れ抱いたのこれや。笑
にゃんたんのはらはらようかいハウス
児童書ゲームブックだけど、いい感じの気持ち悪さ!
これ遊びまくってたからかねぇ