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流夢
夢のお勉強は楽しい2019年09月02日 

本の感想記事になります!

読みたい夢の本をピックアップして、
一番気になった何冊かの本をポチって、今大量の本が家にあります。笑
しばらく夢の本を読みふけっていると思います。

今日は「夢を読む 著:石井ゆかり」を読みました。
3章に分かれていて、シンボルのおはなし、夢のおはなし、夢の相談室、と分かれています。
この本はエッセイで、夢占いの辞書のようなキーワードはありません。
(シンボルのおはなしがそれっぽいけど)
占い的な考え方と心理学のお話をうまく織り交ぜて、とても親しみやすい楽しい本でした。

【1章 シンボルのおはなし】
夢によく出るような、水、炎、山、四角形、などのシンボルの解釈を、
筆者の石井ゆかりさんなりの解釈が書かれています。
キリストや西洋の神話など、西洋的なお話も多いので、
そこの好みは人によりけりですが、シンボルとしての解釈の仕方の参考になります。
かわいいイラストに癒されながら、まったり読むことができて、楽しかったです。

【2章 夢のおはなし】
この本の伝えたい事が書かれているメインの部分だと思います。
夢に関する幅広いお話が書かれていて、とてもお勉強になりました・・・!
日本の古典文学から、心理学の研究書物から、
人に聞いた夢の話、ゆかりさん自身の夢の話、本当にバラエティ豊かです。楽しかったです!
この部分だけでも、夢のことを優しく、手広く学べると思います。
夢の解釈の仕方や、夢のいろんな説の話、象徴についてのお話、人間にとっての夢の扱い、本当に広い。
自分の夢を載せるのが恥ずかしいっていうゆかりさんのお話に和みました。笑
私も載せるのは恥ずかしくないものか、恥ずかしい部分を意味が変わりすぎないようにぼかして載せてるとこあります((
他人から見ると一目瞭然なのに、本人は夢を見た理由に気付かない、なんてのはほんとだと思うし、自分で解釈して載せたとしても、内面があからさまになるようで恥ずかしいですからね・・・
夢の解釈あるあるが描かれていて、とても親しみやすかったです。

【3章 夢の相談室】
実際に石井ゆかりさんが受けた、夢占いのやり取りや結果が書かれています。
とても優しい雰囲気のやりとりで、心理学系の夢分析のセッションの記録とはまた違ってとてもよかったです。
ここはかなり分析の参考になると思うし、読んでて楽しい部分です!

最後に参考文献が書かれていたので、そこからもまた読みたいものが増えてしまいました。笑
とても親しみやすく、癒されるようなデザインの、素敵なご本でした。
「プロカウンセラーの夢分析」も夢を扱ったエッセイですが、こちらは心理学寄りの優しい本ですね。
どちらもオススメしたいのですが、雑学的に面白く読めるのは、こちらの「夢を読む」の方かな、と思います。誰でも親しみやすいように書いてあって、すごかったです。
はぁぁ楽しかった・・・次は何を読もう。