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流夢
刀の血2021年04月25日 

流夢くんの絵を追加しました。
<こっち>

ぼーっと昔の夢占いを見ていると、けっこう「刀」って項目あるんですよね。
今も載ってる本はけっこうあるけど、「刀」って載ってない本もあって、
昔の本(明治末期~昭和20年代くらいまで)なら今のところ読んだのは全部載ってる。
本によっては、わざわざ「短刀」「脇差」の項目もあるくらい。
時代を感じるよね。ぞくぞくする。フゥーーー(謎の興奮)

明治の時点で廃刀令でそんなに刀持ってる人いないと思うけど、
やっぱり家に残ってたり、そもそも今よりも昔のしきたりたくさん残ってたりしただろうし、
家宝やお守りとしての刀の出番は、今とは比べ物にならないくらいまだまだ身近なものだったのかなとか、考えちゃう。
(昭和20年代の本まで、刀の事が載りがちだったのって、法律でまだ所持が許されてたからかもしれないですね・・・勉強になった・・・)

・・・

現代の夢占いだと「刀」に当たるの夢占い項目に挙がりがちなものとして、
「ナイフ」とかがあるけど、現代のニュアンスだと、武器としての考えにはなりにくい事もあるし、そもそも「刀」以上に多目的な道具だ。
外国発の本で言うと「剣」が似てるものになるけど、歴史や使い方も違うと思うし、やっぱり意味が違う気がする。
外国の方が「刀」を夢に見ても、やっぱり日本とイメージが違う気がするし、
日本人が外国のような「剣」の夢を見てもまたイメージが違うだろうし。

夢の中でざっくり「刃物だ」と感じるなら「刃物」で良いと思うけどね。笑
「刀」として気になるなら、「剣」や「ナイフ」「包丁」とかじゃ印象また変わってきて、夢占い的には当てはまらない場合も出てきちゃうかもしれない。

・・・

話は変わるけど、FANBOXとかでも言ってるんだけど、
流夢くんは、流夢くんとして動かせるまでにいろいろ紆余曲折がありました。
このサイトにも書いてるけど、元々は妖怪退治をするみたいな感じのキャラで、
なんていうか、その頃からコンセプト変わってない上に、
刀として血だらけになってるキャラだったんだなって思いました0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

昔の夢占いにはよく、「刀に血がつく」「刀で切る」「刀で殺す」という夢の内容について書かれています。
「刀」単体もあるけど、こう、刀ひとつでいくつもパターンが描かれている事がわりとある。
昔ならではなのかな~
「刀」って、極端な話、他のどの刃物よりも「殺す事」「切る事」に特化した戦う道具ですもんね。特別な感じはする。

「刀に血がつく」・・・流夢くんに血が付くって事・・・
いいなぁ~~~~って思って描いた今日の絵。笑
流夢くんはなんとなく、人型の姿には、血がついても生々しさのある血の付き方をしないように描いています。
人型の流夢くん以外の部分が、べっとりしてる感じでいつも描いてる。
体は「刀」で、流夢くんの人型の姿はこころですので、いつも気高い美しい姿でいてほしい願いです。
汚してても汚らしく描かないで、カッコよさ全面に出したいよね。
はぁぁ流夢くんかっこよ・・・・
(でも流夢くん、現実世界では何かを切ろうとしても切れないふしぎな刀になってます。血ぬれになるなら夢の中( ˘ω˘ )スヤァ…)

・・・

流夢くんみたいな超常現象的な存在を考えると、夢占いも、もしかしたら本当に神様に与えられていた事って、昔はあったのかなぁと夢が膨らみます。
今はオカルトはあまり信じられない世の中ですが、夢もそういった流れで信じられなくなったものの一つです。

おばけや神様は、信じなければ存在しないのと一緒ですし、夢もそういう感じで、力が弱まったかもしれない、とも考えてしまう。
実際、夢はこちらから信用しないと、わかりやすい夢が来なかったり、そもそも内容も訳わかんなかったりしますしね;
(逆にいやな夢を見たら信じなければ無いのと同じですし、上手くつきあいましょ!)

現代は多様な価値観がありますし、もしかしたら昔のひとは、
今よりももっと全体的に統一された価値観がある程度あったのかなとか、昔の夢占いの本を読んでいて思います。
宗教観や教育内容とか今と全然違うと思いますしね・・・古事記とかも習わないし。

今の時代はそれはそれで好きですが、当時のそういう空気感ってもう過ぎ去ったもので味わえないのだなぁと思うと、ちょっと寂しい。
昔の本が楽しい分、余計にそう思います0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_