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クール少年
クール少年の夢2022年06月09日 

昨日、お昼寝したらすっごい印象的な夢をみた。
だいたいこんな感じ。


マンガを読んでいるような感覚。

クールな少年がいて、自分ひとりで行動をするタイプ。
少年の祖父のようなおじさんがいて、
自分の野望に協力するように少年を勧誘している。

少年自身にも利益があるように語るのだけれど、
それは本当に確実なことなのか、もっと具体的な事を聞かせてほしいと聞くと、
「確実なことなどない」とかえす。

それを聞くと呆れてあざ笑うように
「こうしてオレに頼んでいる時点でダメなんじゃないのか?」と答える。

もともと自由が好きなのだし、
自分の性格を知っていてもダメ元で頼んでくるなんて、相当参ってる、と思った。
それでも計画への勧誘をしてくるが、だんだん少年のこころの核心をつくような、こころが揺れるようなことを言ってくる。

不安定になりそうなところで、少年の友達がやってくる。
等身大の無邪気なかわいい少年で、そんなやつの元に行かせないと、クールな少年を守るようにして連れていく。


少年だらけで幸せか!!!!!!!!!!!!!
マンガ読んでる感覚っていうのは、クッション的役割な気がしました。
楽しんで受け入れやすい形にしてくれてると思います。
最近怖がってたからかな・・・まじ優しい夢・・・

なんていうか、前々から自分のこころのクセで問題になりやすい部分で、
男性的性格と言える「大人的にがんばりすぎる自分」がありました。
これは夢で指摘される際にパターンが決まっていて、だいたい年配のおじさんが出てきます。笑
昨日のお昼寝時にこの夢が出てきて、すぐに分かりました。

・・・

同時に少年も出て来てて、
少年は自分のこころの肯定感を高めてくれるシンボルでもあります。
また、自尊心を守ってくれる存在でもあります。

その少年が、祖父のおじさんとなんか言い合いしてて、その場面が印象的だった。
おじさんは威圧的で、少年になんか協力するように勧誘してたけど、
それに協力することで自分の利益は確実なのかを念を押して質問すると、
確実なものなんてない、とおじさんは弱く答える。

「こうしてオレに頼んでる時点でだめなんじゃないのか?」
と答える少年がなんかいいなぁって思った。
おじさんは、自分の中では「世渡り上手」というイメージもあって、大人の男性的態度の象徴とも考えています。
そんななので、「大人でダメなのに、子供に頼んでる時点でダメなのでは」と切ってる少年はなんかかっこよかった・・・

・・・

そんでも、わざわざ「祖父」という属性を付けておじさんが出てきました。
「クール少年」の「祖父」。
肉親として見ると、切っても切れない、生まれながらに必ず付きまとう環境的問題とも受け取れる。
「クールな少年」の夢の意味としては、
少年シンボルとしての「可能性と勇気」は持っているが、
より大人な雰囲気があり、「大人」と「少年」の間を担ってる感じがします。
大人的な考え方は持っているけど、まだまだ子供の気持ちも残ってる。

反対に、等身大の少年としての無邪気な子供らしさを持つ友達の少年。
「クール少年」の等身大の子供らしさを失わないようにしている感じ。

・・・

こんなこころが揺れ動く不安定なこの「クール少年」は、
なんていうかもう私の大好きなタイプなのですが0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_

大好きなその存在が、この夢ではかなりでかい存在で、
男性的思考の中でも成熟した「おじさん」と
無邪気で世間知らずな「友達の少年」の間で
ゆらゆら揺れている。

どちらかというと、おじさんの方には行きたくない。
ていうかむしろ嫌いで、自由になりたい。友達と居たい。
それでも自分の利益やら立場やらで、完全に離れられないでいるんだろうなって。
肉親って、暗い方向に作用するとまじで切れない厄介な関係になりますし・・・
利益や立場を明確に考慮するって、完全に大人の事情な考え方ですし、
これを自分に当てはめると、「こんなのいやだ!」って思ってるってことになります。

そしてこの「おじさん」だって自分自身です。
野望の為にがんばるのはいいけれど、
自由な思考を押さえつけて、大人の常識で支配しようとする。
これ自分でもいやだと思っていた部分だし、最近自分のそういった思考に疲れていました。
(こうするべき、とか、常識ある大人なら、とか、とにかくストイックすぎて)
嫌だと思ってるのに出てくる思考なもんだから、本当に厄介です・・・
ほんと、忙しくなると気付かずにこうなってる。

連れ出してくれた少年の友達のように、
もっと遊びのあるこころを持って、余裕を感じたいものですね・・・
遊び心を常に持つのは、こころの余裕に繋がると思うので、憧れます。

・・・

あと、個人的には、少年は完全には成熟していない、
ある意味「男性になりきってない」と思ってるところもあるし、
こころの少年を大事にすることで、同時に女性的優しさ・繊細さも一部は担って成長を即してくれるんじゃないかなぁとも、最近思っています。

だから、この「揺れ動くクール少年」はまさにその感じで、
自分の頑張り方のクセや理想を、はっきり投影しているなぁとも思いました。
大人な対応はできるけど、繊細だから揺れ動く、弱いこころの描写。
うまいこと「大人スイッチ」を必要時にオン・オフできるようになりたいです・・・
ほんとにこころの切り替えが下手なんだよな~つらい・・・